No.63 アンコーナ特派員ですがミラノ・サローネ:Salone del Mobileに行ってきました!

公開日 : 2019年04月17日
最終更新 :

みなさん、こんにちは。アンコーナ特派員の丹羽淳子(ニワアツコ)です。2019年の2月から暖かい日が続いたイタリア。あまりにも雨が降らなかったため、ミラノ市内に入る車両の交通規制がなされたこともあるほどで、「このまま夏に突入するのではないか」と思っていたところ、4月の2週目、3週目は驚くほどの冷え込みになりました。そんな冷え込みの中、イタリアのビジネスの拠点ミラノで開催されたのが、Milano Salone del Mobile。日本ではミラノサローネとしておなじみの家具の国際見本市です。

今年の開催期間は2019年4月9日(火)から14日(日)まで。日本からのお客様のアテンド兼通訳として、ミラノまで行ってまいりました!

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私達は初日と二日目に会場へ。Rho駅というミラノ地下鉄1番(赤色)で、北西方面の最終着駅になるのですが、もちろん地下鉄は超満員。私はお客様の機転で地下鉄チケット付きの入場券を用意いただいていたので、さほど困難は無かったですが、地下鉄の切符を購入するだけでも一苦労。もちろん、会場に着いてから入場チケットを買うなんてこともおよし下さい。前もってネットで購入したら、大きな割引もありますし、購入する列にも並ばなくて済みますから。出展者や購入者(バイヤー)、一般客などで金額も異なり入場できる日も違いますので、お気をつけくださいね。

今年は照明がテーマ。4館のパビリオンはすべて照明関係の展示になっていました。

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さて、規模なのですが、本当にすごいです。会場の大きさは半端じゃなく、出展者数も1,000を越えます。来場者は世界各国からですし、もちろん出展者も世界各国から。イタリア企業が多いのは当然ですが、ポルトガルやトルコ、スペインと言った国の企業も多く見かけました。これが会場全体の簡単すぎる地図です。パビリオンだけで24。東京ドームが何個分なのでしょうね。

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ちなみに、我々は1日目は2つ程度のパビリオンを見て、あとは行きたいスポットを見学して終了しました。いや、本当に恐ろしく広いんです。

どこに行っても、どこを歩いても人だらけ。

日本人の方も少しお会いしましたが、やはり中国人の方、いや、適切な表現としては中国語を話すアジア人の方、ですね、彼らの多さには驚きました。

ラグジュアリーなスタンドで商談テーブルについているのは、まず中国の方。そう、中程度の大きさのスタンドになると、スタッフの一人か二人は必ず中国語を話せる人がいて、英語と中国語は必ずOKといった具合。もちろん私達も何度も中国語で対応いただいたほどです。「日本とは取引はないけど、中国ではお得意様は多いよ」という言葉もあり、中国資本の強さを実感。世界の経済を牽引していますね。

ミラノ・サローネの中身はと言いますと、広いだけではなく、とてつもなく「かっこいい」。

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たった1週間のためだけにここまで作り込むのか、というようなスタンドの数々。

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あぁ、素敵‥‥。

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すごすぎて、素晴らしすぎてこんな情報だけでは何も伝わらないと思います。ごめんなさい。このたった6日間の展示に、世界各国から38万人を越す人が押し寄せたとのこと。ちなみに去年は43万人だったとか。ミラノはこの時期のホテル代は高騰します。5倍程度でしょうか。また、航空券も抑えにくくなりますので、来年、ご参加される場合は前から準備をされておくことをおすすめします。来年は4月21日から26日の開催。ちなみに、チケットはWEBで購入できますが、びっくりするくらいぎりぎりにならないと販売開始されません。だいたい1ヶ月前くらいかかな?こういうところがイタリアですね!

では Ci vediamo presto!

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筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

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