Siroloなどの海辺の街に滞在するなら、ぜひ夕食後の散歩を楽しんで

公開日 : 2018年08月07日
最終更新 :

みなさん、こんばんは。アンコーナ特派員の丹羽淳子です。 先日の日曜日、友人とApericenaをしようか、ということになり、 アンコーナから南へ下がったコーネロ山のふもとにある町"Sirolo:シローロ"に行ってきました。 Apericenaとは、Aperitivo(食事の前に戴く簡単なお酒タイム)とCena(夕食)をくっ付けた言葉で最近はよく耳にします。 もともと、イタリアでは夕食もしくは朝食の前に、Aperitivoの時間を持つ習慣があり、 アンコーナあたりでなら、夕飯を食べ始めるのが20時半くらいからなので、その前の時間19時くらいからAperitivoの時間でした。 ただしこのAperitivoも、飲み物だけではなくおつまみもたっぷりと提供されるので、 Aperitivoをこなしてから夕食を戴くのは至難の業。時代の流れとダイエット志向もあってか、 この二つをくっつけて楽しもうというのが"Apericena"になります。 Aperitivoのような軽い物を食べて、夕飯にしてしまおう、という感じでしょうか。 また、いつかアンコーナ周辺のお勧めのApericena、もしくはAperitivoを紹介させてもらいますね。 前置きが長くなりました。

そんなこんなで私たちがSiroloで待ち合わせたのは20時過ぎ。 この街は海辺に面した高台に位置し、風光明媚な場所として知られれています。 なのでイタリア国内や海外からの観光客もワンサカ!道も歩行者天国になるので歩きやすいです。

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日曜の晩ということもあり、色いろな屋台も出て楽しそう。チーズやサラミ、ワインや小物など様々。

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こちらが街の中心街。ピアツェッタ(小さな広場)には、所狭しと机といすが並べられ、

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イタリア人の大好きな外食べ・飲みにも完全対応しています。時間のころは9時前かな?私達もこの日は広場でいただきました。風もおだやかで、よい夕べでした。

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そしてこの人出は夜中の12時過ぎまで続きます。というのも、夕食を自宅や他所でとった人たちも、わざわざ車でSiroloまでやってきて散歩を楽しむのです。Marche州には海辺の街がたくさんありますが、どこの街も夏の間はこのように遅い時間までにぎわいます。食後の散歩をして消化を促すのが彼らの当たり前。私達は23時ごろに退散しましたが、人出は来た時以上。お店もほとんどがオープンし、夏のカキイレドキ体制でした。

ピアツェッタからのアドリア海の眺めはこちらです。

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Siroloや海辺の街に行くと、街は活気があって楽し気で、それでいて都会とは違う涼しい空気が楽しめるので、「やっぱりマルケの夏はイイ!」と強く思い返してしまいますね!

では、素敵な夕べをお過ごしください。Buona Serata.

筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

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