7月20日からマスク着用義務化とマスク着用・手洗い義務のロゴマークは仏政府公式ウェブサイトからダウンロードができます
2020年7月20日からレストランや商業施設、店内など屋内でのマスク着用が義務化されました。マスク着用マークを示すロゴのポスターもお店の入口に掲示されているのもよく目にするようになりました。
マスク着用は業者間でも同じく
こちらは、私がお花の仕事で行く、切り花の卸業者さんの入口です。入口のドアに、「マスク着用義務(Porte du Masque Obligatoire)」「手の消毒義務(Lavage des Mains Obligatoire」と書いてあり、とてもわかりやすく表示されています。なかは切り花の売り場となるので、ドアを開けると冷蔵室なのですが、ドアを開けてすぐのところに、アルコール消毒液が置いてあるので、マスクをして、アルコール消毒をしてから、仕入れ購入を始めます。資材売り場も同じく、入口に同様の掲示があり、店内に入る際には、マスク着用と手のアルコール消毒が義務づけられています。一般の商店や小売店だけではなく、業者内でもしっかり、マスク着用と手のアルコール消毒が徹底されています。
マスク着用・手の消毒義務化のロゴはこちらからダウンロードします
お客さんに入口で、「マスク着用」「手の消毒」をしてもらうために、フランス政府では、「一般向け(商店・企業等)」、「レストラン・カフェ・バー向け」、「学校・教育機関向け」、「新型コロナウイルスの検査場向け」のロゴポスターを作成し、無料でダウンロードできるように、PDFファイルを配布しています。https://www.gouvernement.fr/info-coronavirus/ressources-a-partager
フランスで飲食業・宿泊サービス・教育関連に携わっていらっしゃる方など、こちらのウェブサイトからダウンロードして、入口の掲示用に利用すると、お客さま側にもひと目でわかりやすいので、便利です。
マスク着用が義務づけられている場所
以下の内容は、フランス政府のFacebookでも確認できます。
・コンサート会場、講演会場、会議室、劇場、または、劇場と映画館を含む多目的な役割を果たす施設
・レストラン、カフェ・バーなどの飲食店
・ホテル、民宿
・遊技場
・保育施設、学校、研修施設、(休暇中に子供を預かる)キャンプ場、宿泊なしの学童施設
・公共図書館、学校図書館
・礼拝施設(教会、モスクなど)
・屋内のスポーツ施設
・美術館、博物館
・屋外施設(公園、庭園など)
・テントや屋外ステージ等、期間限定で建てられた興業施設(サーカス、ロックフェスティバルなど)
・駅(駅構内含む)
・山岳地帯のホテル・レストラン
・水上施設(船等)
・山岳地帯のロッジ
・商業施設(デパート等)、ショッピングモール
・行政施設、銀行
・屋内マルシェ
夏の暑さとマスク対策
フランスでは、健康な状態でマスクを着用するという習慣が、日常生活で今までなかったので、夏の暑い時期にマスクをするのも慣れない方もいらっしゃいますが、布マスクよりサージカルマスクのほうが涼しいと、使い捨てのサージカルマスクを使用している人が多いです。
【写真・文|アンジボー由利子】
筆者
フランス特派員
リリィ
フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。
【記載内容について】
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