【コロナウイルス関連】薬局からマスクやアルコール消毒液が消える(2020年2月末時点)

公開日 : 2020年02月29日
最終更新 :
筆者 : リリィ

薬局からマスクやアルコール消毒液が消える

フランスのいたるところで、薬局でのマスク、アルコール消毒液の在庫がなくなっていると、2020年2月28日現地のニュースで流れました。コロナウイルス感染者も、フランス国内57名となったことも伝えられ、1日で19名も増えました。まさかと思い、筆者が住む町でも薬局での在庫がなくなったのか信じられず、早速薬局に行ってみましたが、マスクやアルコール消毒液の在庫がなく、購入できませんでした。

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スーパーでもアルコール消毒液の在庫なし

マスクは薬局での取り扱いとなりますが、アルコール消毒液ならば大型スーパーやミニスーパーでも取扱っています。しかし残念ながら、やはり在庫はなく、アルコール消毒液の商品棚だけがカラでした。いつ入荷するかわからないそう。そのほか、取り扱いがあるのは、フランス国鉄の各駅にあるキオスク(TGVが停車する駅等)。通常は旅行で使える携帯用アルコール消毒液が売っています。ウエットティッシュタイプとアルコール消毒液、またはジェルタイプのアルコール消毒液など。もしかしたら、まだ在庫があるかもしれない。今のところ筆者の住む町では、アルコール消毒液は、薬局でもスーパーでも姿を消しています。

最優先は医療機関でのストック

現地薬剤師さんの話によれば、最優先は医療機関でのマスクや消毒液のストックということで、2週間前から在庫が減り、現在入荷の予定も分からないとのこと。トゥールでは、コロナウイルスの拡大を抑えるために各種イベントを中止する、という動きは今のところないけれども、フランス国内でのコロナウイルス感染の広がりと並行して、引き続き体調管理に注意する必要があります。

筆者

フランス特派員

リリィ

フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。

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