【鉄道ファン必見:トゥール駅舎の秘密】年に1度の一般公開へ行ってきました!Gare de Tours
夏休みが終わり、2019年9月21日・22日に行われたトゥール駅舎の一般公開にいってきました。フランスの駅舎というのは外観の建築様式など、交通手段として鉄道を利用するだけではもったいない、そんな魅力あふれる駅舎が多くあります。フランス国鉄SNCFのトゥール駅もそのひとつ。
毎年9月中旬以降から始まる「Journée Patrimoine 2019 ジョルネ・パトリモワン 2019」という「文化遺産の日」という国をあげての「一般公開」イベントの一環。フランス国鉄SNCFではトゥール駅だけではなく、フランス全国各主要駅や車庫などでさまざまな鉄道に関するイベントが行われました。
駅構内でこちらにて受付を済ませます(オンラインから事前予約が必須です。予約なしの当日参加はできません)。
所要時間は30分ほど。まず駅舎の歴史からファッサードの建築について職員のガイドに従って見学。
さて、注目の見どころです。
駅舎の時計の裏にアクセス! どこからアクセス???
一般公開の目玉はこちら、駅舎のファッサードを飾る、大時計の裏へアクセスする!。こんなところにドアがあって、階段が存在していたとは! 普段の駅からは想像がつかず。通常は開かずの扉です。時計のメンテナンス作業のときだけ開かれる。ぜひ、この一般公開のヴィジットに参加して、その場所を見つけてみてください! さて、階段に上っていきます。
蜘蛛の巣だらけの天井や壁。小さな螺旋階段を上っていきます。
すると、大時計の後ろの小さなスペースにたどり着きました。
フランス国鉄SNCFのヴィジターズベストを着て、駅舎の屋根へ!
屋根裏部屋のような大時計の裏へアクセスした後は、SNCFのヴィジターズベストを着用して、いざ、駅舎の屋根へ。エレベーターを利用して上ります。
屋根直結の屋上階に到着すると、駅舎のちょうど中心点に到着します。左手にトゥール駅正面側。
三角形の屋根の淵までたどり着きます。
出発していく列車や線路が見渡せます
いかがでしたか?
参加の際には、高いヒールやサンダルよりは、歩きやすいスニーカーが便利です。
2020年の日程(毎年同じ時期に開催のようですが)は発表され次第、記事にアップする予定です。
トゥール駅
Pl. du Général Leclerc, 37000 Tours
筆者
フランス特派員
リリィ
フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。
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