壮大な計画!? ミルンベイ州初 ECOツーリズムステーション建設にむけて 2

公開日 : 2019年09月17日
最終更新 :

まずは、自分のビジョンと想いを村の人に語ることから

 ECOツーリズムステーションの建設を掲げたところで、思っているだけではどうにもなりません(笑)

 まずは企画を事務所と州政府に通し、理解してもらうと同時に、何よりも大切なことは、書類を作成し役人を説得する前に、建設地の確保、ブブレタ村への説得が全てです。住民理解を無視した観光開発なんて、絶対にありえないし、してはならないことです。

 ここはキリスト教文化圏、日曜の午後、住民の方々が教会活動の終わった後、毎週、Ecoツーリズムステーションの建設への理解と協力、住民が観光ステーションを建設し、そこをハブ化し住民の雇用促進と環境保護、文化継承を同時に行う計画を話します。

 どこまで、自分の想いが伝わるだろう...行動が全てです!

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大切なのは、村に寄り添い、村の課題を整理すること

何度も、足を運ぶことにより、その村が抱えている課題、展望が見えてくる。どうしたら健全な観光開発ができて、住民がやる気になり、建設がスタートさせられるか。話し合いが続きます。最初が怪しまれた私、熱意を伝えるたびに、議論が白熱し、コミュニケーションがとれていきます。

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村の皆で初めての写真

なんとか...土地の確保をしました。教会の土地です。しかし、私は村の全員と約束しました。ここはもし、建設に成功したら、宗派、政治、氏族争いから無縁のところにすると。そして、全住民の理解をもってして初めて建設に着手すると。また、そこで上がる利益はコミュニティとして利用されると。このことによる私への責任は重いです。何としても、住民主体の観光開発を実現しなければなりません。

そして、先月、なんとか、住民との約束がなされ計画がスタートしました。

さて、どうなることやら...

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デザインや、設計、材料、資金確保はどうすりゃいい...

口だけはどうにもなりません。大切なことは一歩、一歩、課題を、洗い出し、もぐらたたきのようにつぶし、前に進めていくことです。村に住む大工、村長、婦人衆、若い衆総動員です。外国語か得意じゃない私?...そんな言い訳は通用しません。やると決めた以上、すくない脳みそ絞り出すだけです。今日は仲間とデザインの再構成。どうすれば、州で一番美しい建築物ができるか。先のブログに示させていただいた第一案を修正していきます。

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