素朴なパプア、ミルンベイ州の生活の中で感じること 2

公開日 : 2019年08月21日
最終更新 :

パプアは島国です(笑)内陸の州以外、生活と海は切り離せません

 ここでの生活で、ストレスや悩み事がある時、海で泳ぐことより良い解決方法が見つかりません(^-^;)

海岸に行けば、あとは飛び込むだけ、色とりどりの熱帯魚とサンゴがひしめくミルンベイの海は泳がなくてもただ浮かんでいるだけで、なんか心がスーッと洗われる感じがします。

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海岸でのんびり♪

 日差しが強いここでは、木陰で休むといいですよ!私は本を読むことにしていますが、必ず、愛くるしい子供たちにからまれて、そのあとその家族と笑いながら話すおちになります。話が弾み、バナナやココヤシがはこばれ、なんかピクニックみたいな雰囲気になってしまうものです。そのあとお金をねだられるかって?...まさか(笑)。そんな人は、ここに生活して一年数か月、会っていません。

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パプアの人のやさしさに触れるとなんか癒される

この国の人がGDPでは最底辺の「開発」の遅れた、後発発展途上国の「貧しい」人々?...豊かな自然にかこまれ、自然と共に暮らしながら、この笑顔が絶えない人々のどこが「貧しい」のか、いつも、彼らとひと騒ぎしたあと、考えてしまうものです。この間は、ごちそうさまでした!

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海岸を歩くと...

時々、1942年の傷あとがあります。ここで、オーストラリア軍と旧日本軍が基地の争奪戦を繰り広げた第二次大戦の後です。ここは、かつて大東亜共栄圏の端にあたり、約千数百キロ離れた北のラバウルから派遣された、日本兵が上陸して、無補給に陥った日本兵たちの壮絶な戦いが行われた地でもあるのです。パプアニューギニアでは戦跡を無視することはできません。なんとも考えさせられてしまいます。ここにくる日本人観光客はほとんどいないのが現実ですが、時々、慰霊の方々が訪れています。

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