昨年7月からの振り返り in パプア アロタウ

公開日 : 2019年04月06日
最終更新 :

パプア(PNG) アロタウの日々の回想

 現在、青年海外協力隊の生活を体験して一年になろうとしています。しばらく、ブログをお休みしていました。すみません。今日からできるだけ、週一回のペースで、これまでのパプアニューギニア(PNG)のアロタウでの生活を振り返っていきたいと思います。私が、アロタウに住み始めた昨年の7月は、来る11月ミルンベイ州の祭典の準備の真っ最中でした。各地域、島々で、部族衣装も異なり、PNGらしさというか、ミルンベイ州の特色を、このミルンベイ州政府観光局での活動の中で感じました。伝統的なダンスや衣装を紹介しますね。

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アロタウはミルンベイ州の州都、たくさんの部族が集結しる場所です

 とにもかくにも、州に一つの観光局は、様々な伝統ダンスをする人々が集まります。黒い顔料は、墨をベースにして、白い顔料はサンゴを粉にしたものです。鳥の羽を多くつけるのはPNGの特徴ですが、内陸より沿岸の民族のほうが、大洋州全体に共通しているものが多いのではないでしょうか。

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ペインティングからどこの地域のものなのだろう

 近現代まで、この国は部族間で「戦争」していました。互いの交易や利害から、文化背景を交えて衝突が絶えず、祭典も戦闘シーンを再現したものが見られます。現在も、普段はビーチサンダルにTシャツ姿の人々も、互いのルーツや文化背景はとても異なり、プライドを持っています。

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街がダンスで沸く

 ミルンベイ州では、キリウィナ諸島の伝統など、頭上に花輪を付ける場合が多く、首からは貝殻の装身具を身に着けるスタイルが基本です。男性女性も花や貝殻で身を装飾します。日本では見ることのできない迫力ある光景は、現地では当たり前であり、伝統文化です。男性と女性はダンスの中で当然役割があります。ほんの30年前ほど前まで、洋服を着用していない、伝統的な人々が、普通に生活していました。パプア=未開という想像は間違いであり、脈々と伝統、文化に基づく習慣の中で彼らは生活してきたのです。

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