オーストラリアで墨絵に挑戦!【ポートリンカーン便り】
ハロー ポートリンカーン&アデレードから麻美です
「アデレードからポートリンカーンになぜ移ったんですか?」とある方から質問がありました。
南オーストラリア州の州都アデレードに住んで十数年以上が経ち、そしてここでCovid-19による環境の変化を経験することになりました。
もともとやっていた仕事は観光や留学生のエスコート、オーストラリアが留学生や観光で入国に規制をした影響で、これらの仕事がまったくなくなりました。
もちろんこれは私に限ったことではなく、観光に携わっていた多くの人が窮地に立たされているのが現実です。
そして私は生活費が抑えられ、大好きな海そして魚介類が豊富なポートリンカーンの町に移り住むことにしました。
住んでみて離れられなくなった理由は過去ログへ
これからこの町のことも少しずつ紹介したいと思います。
今日は、一年に一度開催される大きな芸術フェスティバルSALTについて書きますね
今年2021年で4回目を迎えるこのフェスティバル(昨年は、コロナの影響もあって中止)
ポートリンカーンの町がアートや音楽で包まれます
いろんなイベントがある中で、私のお気に入りはふたつでした
ひとつは、アデレードを拠点にすばらしい音楽を演奏しているアデレードシンフォニーオーケストラ
アデレードにいたときになかなか聴く機会がなくて、一度はと思っていたオーケストラがこのSALTのために今年はこの町に来てくれました。
コンサートホールはほぼ満席、迫力のあるオーケストラの演奏も感激でしたが、曲と曲の合間に話す指揮者のジョークも楽しめました。
そしてもうひとつは、墨絵(Sumie art)
オーストラリア人の先生から受けるワークショップはSumieのカルチャーを学ぶというよりは体験するというもの。
墨絵の匂いだったり、筆の感触を久しぶりに感じた気がします。
難しいと思っていた墨絵、これは失敗したらどうしようという思いがあるからだったらしく、教えてもらってからはそれがまったくなくなり、自由に筆を動かすことができました。
この日の参加者は4人でしたが、ひとりとして同じようなものがなく、そこが興味をひかせてくれたようです。
カフェで行われた人物画のワークショップの一コマ......ワインを飲みながら楽しそうに絵を描いている姿が印象的でした。
こんなふうにワークショップを併設しているものもあるので、イベントをぜひチェックしてみてくださいね!
筆者
オーストラリア特派員
さくら麻美
南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。
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