クラスター後の南オーストラリア州ではQRコードを採用
集団感染(クラスター)が発生した南オーストラリア州では、2020年11月18日深夜から3日間のみ外出禁止令が出されました。
当初は6日間の予定だったのが、クラスターが起きた原因や場所が特定できたことから、それらの場所をホットスポットと指定。そして数日でロックダウンは解除に。
今回のクラスター後、12月1日から南オーストラリア州の公共の場所で導入されたのがCOVID-SAfe Check-In。
店舗などにはQRコードが置かれ、顧客は携帯アプリからそれをスキャン。そしてチェックインをするというもの。誰が何時にどこの場所にいたのかをトラッキングするためのものです。
↓レストランの入り口に置かれたのがQRコードです。
QRコード設置が対象になる公共施設は下記のとおりです
レストラン・スポーツ施設・会議室・冠婚葬祭場・結婚式場、その他公共施設、老人ホーム、家のオークションや内覧会など人が集まる場所に用意されています。
私もさっそく使ってチェックインをしてみました。
1. 顧客はスマホにあらかじめアプリをダウンロード(mySA GOV)をして、事前に使えるように準備をしておきます ※本人確認書類として私は、運転免許証を登録しましたが、特に登録は必要なくアプリを登録するだけ、最初のスキャンの時に名前と電話番号の入力だけが必要とのこと
2. 各店舗の入口のQRコードのところでこのアプリを起動
こんな画面が立ち上がります↓
3. COVID-SAFE CHECKをクリックすると↓の画面に
4. そしてQRコードをかざすして、名前と電話番号を入れます
5. すぐに携帯電話に確認番号が送られてくるので、画面の指示通りにその番号を打ち込みます
6. チェックインできた画面になります
そして通常通りオーダーをして、食事が運ばれるのを待つだけです
今回のクラスターで早い段階で封じ込めができたことの政府の見解です。
まず、人の動きを追いながらホットスポットを特定。
そしてホットスポットに立ち寄った時刻までを公表して、その時刻にその場所を訪れた人に検査と2週間の自己隔離を依頼中。
スマートフォンがない方、または使えない方はどうすればいいのでしょうか?という方のために受付には手書き用の来客リストが用意されています。
私自身、ついQRコードの読み取りを忘れてしまうときがありますが、今後は注意して忘れないようにチェックインしたいと思います。
筆者
オーストラリア特派員
さくら麻美
南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。
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