緊急事態宣言一部解除のオーストラリア

公開日 : 2020年05月08日
最終更新 :

セミロックダウンになった南オーストラリア州は、この2週間ほど新規の感染者がでませんでした。

↓薬屋さんにはこんなサインが......。

2020-05-08 (2).png

他州でも同様のケースが見られていることから、来週月曜日から少しずつ緊急事態宣言が解除する方向へ向かいます。

今日、モリソン首相から7月までに3ステップで進む解除計画の発表がありました。

まずは、5月11日月曜日からステップ1(許可されていること)

・アウトドアレストランやカフェで10人まで集まること

・家のオークションや内覧会は10人まで参加可能

・公立図書館は、(図書館内スタッフを除き)10人まで入ることができます

・(結婚式を含む)教会での集まりは10人まで

・公立のプールは10名まで遊泳可

・現在2人までの集会が最高10人まで可能となる

・公園などは、すでにオープン

以上が南オーストラリア州政府の解除計画となっています(州によって多少の違いがあります、ご注意ください)

オーストラリアでは2020年3月25日に感染者数が2500名くらいのところでセミロックダウンに。

そのあと、患者さんは増え続け約2週間経った4月10日頃には3倍近くの7000名ほどにまで増えました。

その後は急激に増えることなく5月8日現在の感染者数は以下のようになっています。

オーストラリア:6914名(NSW 3047名、VICTORIA 1468名、QUEENSLAND 1045名、WA 552名、SA 439名、TAS 227名、ACT 107名、NT 29名)

回復者数 6079名、 死亡者数 97名

航空便などは多くが運休またはスケジュールの変更となっています、ご注意ください!!

カンタスおよびジェットスター国際線は7月末までの運休期間延長(COVID-19関連)、(2020年5月6日)

南オーストラリア州を管轄するメルボルン日本国総領事館のホームページから

【ポイント】●5月5日,カンタスグループは,5月末までとしていた国際線の運休を7月末まで延長すると発表しました。これには,カンタス及びジェットスターの日本への直行便が含まれます。●日本への直行便の多くが運休を継続している状況であり,日本への早期帰国が必要な方は可能な限り早めの出国をご検討ください。【本文】 5月5日,カンタスグループは,5月末までとしていた国際線の運休を7月末まで延長すると発表しました。これには,カンタス及びジェットスターの日本への直行便が含まれます。  現在,日豪直行便として運航されているのは,全日空のシドニー・羽田線のみとなっていますが,6月2日以降の運航予定についてはまだ発表されていません。現時点の各社の運航及び運休状況は以下の通りですので,これも参考にしていただきながら,観光等で一時的に滞在中の方や,日本に早期帰国の必要がある方等は,可能な限り早めの出国をご検討ください。1 全日空(1)シドニー・羽田線6月1日シドニー発の便まで週3便の「運航」が継続される予定です。シドニー発の便は,月曜日,木曜日,土曜日に運航されます。また,それ以降の運航予定については,まだ発表されておらず,追加の減便や運休の可能性があります。(2)パース・成田線5月31日パース発の便まで「運休」される予定です。また,それ以降の運航予定については,まだ発表されておらず,減便や運休が継続される可能性があります。最新の運航情報は,以下の同社サイトをご確認ください。https://www.ana.co.jp/group/pr/2 日本航空(1)シドニー・羽田線6月1日シドニー発の便まで「運休」される予定です。また,それ以降の運航予定については,まだ発表されておらず,減便や運休が継続される可能性があります。(2)メルボルン・成田線6月1日メルボルン発の便まで「運休」される予定です。また,それ以降の運航予定については,まだ発表されておらず,減便や運休が継続される可能性があります。最新の運航情報は,以下の同社サイトをご確認ください。https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/other/200228/https://press.jal.co.jp/ja/schedule/3  カンタス及びジェットスター7月末まで国際線は運休される予定です(運航中のロンドン,ロサンゼルス,香港及びオークランドへの臨時便を除きます。また,ニュージーランド線については,6月末まで運休される予定です)。カンタスウェブサイトhttps://www.qantasnewsroom.com.au/media-releases/qantas-group-market-update-increasing-resilience-for-long-term-recovery/4 ヴァージンオーストラリア6月14日まで国際線は運休される予定です(運航中のロサンゼルス及び香港への臨時便を除きます)。なお,同社は現在,任意管理手続きによる経営再建中となっています。参考:当館HP 新型コロナウイルス関連情報https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/novelcoronavirus_links.html

【新型コロナウイルス感染者との濃厚接触歴を記録するスマートフォン用アプリができました】

(南オーストラリア州を管轄する在メルボルン日本国総領事館のウェブサイトから引用転載します)

【ポイント】●4月26日,豪州連邦首相府及び保健省は,コロナウイルス感染者との濃厚接触歴を記録する機能を持ったスマートフォン用のアプリ(COVIDSafe)を立ち上げました。 【本文】4月26日,豪州連邦首相府及び保健省は,コロナウイルス感染者との濃厚接触歴を記録する機能を持ったスマートフォン用のアプリ(COVIDSafe)を立ち上げました。豪州政府によるこのアプリに関する説明の主なポイントは以下の通りです。 このアプリをスマートフォンにインストールして利用すると,感染者との濃厚接触が判明した場合,利用者に各州・準州の保健当局から連絡がくる仕組みです。このアプリのインストールは,強制ではありません。このアプリは,同アプリがインストールされた他のスマートフォンをBluetooth機能を通じて認識する機能があり,アプリ利用者同士が,いつ,どのくらいの距離でどのくらいの時間接触していたかを記録するものであり,利用者の位置情報を収集するものではなく,その情報は21日間で消去されます。詳細は,以下の豪州連邦保健省ホームページ及び首相府ホームページをご確認ください。https://www.health.gov.au/resources/apps-and-tools/covidsafe-apphttps://www.pm.gov.au/media/covidsafe-new-app-slow-spread-coronavirus

 当館ホームページへのリンクhttps://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/link_j.html

オーストラリア政府によるスマートフォン用のアプリができました! Apple store  Google play 

STAY HOME

オーストラリア←→海外間の移動

現在、オーストラリアへの入国ができるのは、市民権または永住権保持者とその家族のみとなっています。また上記該当者のオーストラリアから他国への移動は規制されています。

南オーストラリア州←→他州への移動

他州から南オーストラリア州へ入る際には、14日間の自己隔離が必要になります。南オーストラリア州から他州への移動は、各州ごとに規定があるのでご注意ください。

★★いつもご愛読いただきありがとうございます。オーストラリアは刻々と情報が更新されています。常に最新のものを提供するように心がけてはおりますが、必要な際は必ず最新の情報を政府公式のウェブサイトなどでご確認ください。世界で拡大している新型コロナウイルス感染症ですが一刻も早く終息し、またオーストラリアへ観光のための旅行者や留学生が再び来られる日が来ることを心から願っております。また皆さまにおかれましてもくれぐれもご自愛くださいませ。★★(文・フォト:さくら麻美/アデレード特派員)

筆者

オーストラリア特派員

さくら麻美

南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。