3月20 日より入国禁止【2020年3月15日新型コロナウイルス速報】

公開日 : 2020年03月15日
最終更新 :
★非永住権者・非居住者(市民権・永住権者とその家族は除く)は、3月20日よりオーストラリアへの入国はできなくなりました。★日本から他国へ行く際にオーストラリアをトランジットとして使うことも基本はできませんのでご注意ください

上記に関しての更新記事はこちらになります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー "海外からオーストラリアへ入国に際しては、14日間の自己隔離をするように"

2020年3月15日スコット・モリソン首相から発表がありました。今日の深夜以降、海外から飛行機でも船でも入国をする際には14日間の自己隔離が必要になります。

2020年3月15日、現在のオーストラリアの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についての最新情報をお伝えします。 南オーストラリア州で感染が確認された人数は、19名となっています。 オーストラリア全体では、これまでに249名の感染が確認されています(内27名は完治)。

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【大きなイベントはキャンセル】 明日3月16日から500人以上が集まるイベントは基本的にキャンセルになります。 開催されるかが不明確な場合は、直接イベント主催者に問い合わせてください。

【国内で初ドライスルーで新型コロナウイルス検査ができるようになりました】 オーストラリア国内で初のシステム→南オーストラリア州のSA pathologyによると新型コロナウイルス検査がドライブスルーでできるようになりました。 ただし検査のこのシステムを利用するには手順があります。 1.GP(主治医)から検査依頼を出してもらいます ↓ 2.検査室に電話(8222 3000)をすると、日時の予約を入れてくれます ↓ 3.検査依頼をFax(7117 5085)します ↓ 4.指定された日時に行って検査室のスタッフの誘導に従います

■SA pathology ・検査室の住所: Gate 4, 216 Daws Road ・検査日時: 月曜~金曜の8:00~16:30まで ※検査方法は上記の通り 【新型コロナウイルス感染の可能性がある場合】 海外からの入国などで新型コロナウイルスに感染している可能性がある、または体調が優れない場合は、病院に直接行かずに、医療機関に電話で問い合わせて指示を受けてください。

2020年3月15日現在の新型コロナウイルスの感染状況は以下の通りです(Australia Government Department of Healthより)。 これまでの感染者数は249名(内27名は完治)。

◇249名の州の内訳 ニューサウスウェールズ州111名、クイーンズランド州46名、ビクトリア州49名、南オーストラリア州19名、西オーストラリア州17名、タスマニア州6名、

オーストラリア首都特別地域1名、ダイヤモンド・プリンセス10名(1名死亡・数名の詳細は現在不明) また、感染者の出国元は以下のようになっています。 15名は中国・武漢から、18名はイランから入国、10名はダイヤモンド・プリンセスから帰国、28名米国から、16名イタリアから、64名はシンガポール、アラブ首長国連邦、英国、アイスランド、日本、韓国、タイ、フィリピン、キューバ、インドネシア、ネパール、台湾、トバゴ、エジプト、オーストリア、フランス、スペイン、への渡航歴あり、34名は海外からの渡航歴なし(2名死亡・高齢者やヘルサスケア施設のスタッフや居住者など)、64名調査中、 【カンタス航空の運行停止について】 オーストラリアから中国本土(香港、マカオ、台北を除く)への発着便について。 カンタス航空によると、シンガポール、アメリカなどの国によって課される入国制限のため、中国本土とオーストラリア間の2路線の直行便(シドニー、北京間とシドニー、上海間)は2020年5月24日まで運航を停止しています。オーストラリアと香港の間では、現在の旅行制限が免除されているため、フライトに変更はありません。 しかしながら、状況により日々変化するので、特に国際便については、予約の際に必ずご確認ください。またキャンセルの有無なども確認しておくことをおすすめします。

【感染リスクの高い国】 オーストラリア政府は、新型コロナウイルス感染の危険度が高い国として以下を指定しています。 中国全域、イラン、イタリア、韓国

⚫韓国、中国、イラン・イタリアからの入国 上記の国から入国した外国人(オーストラリア市民、永住者を除く)は、その国を離れる、あるいはトランジットしてから14日間はオーストラリアに入国することができません。 オーストラリア人、オーストラリア永住者およびその家族(配偶者、法的後見人および扶養家族のみ)は入国が認められますが、その国を離れてから14日間は自己隔離をすることが求められています。 【オーストラリアから他国への渡航注意喚起レベル】 ⚫オーストラリアから中国とイランへの渡航注意喚起→レベル4(渡航禁止) ⚫北イタリアの複数地域、モンゴル、韓国(大邱、清道郡を除く)または、日本への渡航注意喚起はレベル2(渡航については特別な注意が必要) また、韓国の大邱、清道郡への渡航を予定の方に対しては、渡航の必要性の再検討を警告しています。 また、上記の国から帰国後14日間は、自身の健康状態を観察する必要があります。 【新型コロナウイルス感染の可能性がある場合】 海外から入国などで新型コロナウイルスに感染している可能性がある、または体調が優れない場合は、病院に直接行かずに、医療機関に電話で問い合わせて指示を受けてください。 【参考リンク】 オーストラリア観光局(日本語) 南オーストラリア州を管轄する在メルボルン日本国総領事館からの新型コロナウイルスの注意喚起(日本語) オーストラリアの入出国などビザについて(英文) SA health(英文)

ブリズベンで体調が悪くなった場合は、こちらも参考に ブリスベン特派員ちえさんの記事

(文・フォト:さくら麻美/アデレード特派員) 〈地球の歩き方編集室よりお願い〉 海外に渡航する場合は、渡航先、経由先の国がビザ発給や入国の制限をしていないか必ずご確認ください。状況、環境は日々変化しますので予告なしに入国制限などが実施されることも予想されます。最新情報、情報の詳細は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。 ◎外務省海外安全ホームページ

筆者

オーストラリア特派員

さくら麻美

南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。

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