前を向いて足元に注意して歩かなければならない町「クーバーペディ(Coober Pedy)」の見どころは!? 

公開日 : 2019年07月22日
最終更新 :

こんにちわ。オーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。

南オーストラリア州アデレードから車で走ること約900㎞

クーバーペディ(Coober Pedy)という町に入ってきました。

そこで見かけたのがこの注意書き・・・気になります。

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↓「走るな!深みに気をつけろ!後ろを向いて歩くな!」と書かれたお土産用のマグカップ↓

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町の中を探索してようやくその理由が分かりました!

↓砂漠の中にあるこの町にはこんな小高い山のようなものが↓

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ここは世界最大のオパールの採掘場の町。オパール鉱脈を探し穴を掘り起こす作業を繰り返す中でできたのがこれらの山なのです。また夏場は50℃近くにもなることから、普通の家では暑さがしのげません。

そして考えられたのが土の中の家、ダグアウトハウス(dagouthouse)と呼ばれる家なのです。

外から見たら家には見えませんが、居住用の山からは空気ダクトやテレビアンテナがでてます。

この家の中を見てみたい!と思っていたら外国人のツァーガイドの方から耳寄りな情報が。

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ガイドさんのお勧めはこちら クロコダイル・ハリーズ・ネスト(Crocodile Harry's Nest)

↓1970年代にワニのハンターが住んでいたと言われるクロコダイル・ハリーズ・ネストの庭、今は博物館的な存在になっています↓

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ハリーズさんの旧家は、こちらの町の家の展示モデルとなっています

↓当時の家の中。この町に住む人々の家の中はまさにこんな感じ。真夏の40℃の炎天下でも中に入るとひんやりしてます↓

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この町は、家だけでなく他の建物もこの土で作られた山の中に入ってます。

↓教会もこんな感じで土の山の中にあります↓

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↓カフェや博物館も土の山の中に↓

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あちらこちらの土が掘られていたりこのような山があったり土が通常とは異なる町に伸びている道

そのような理由からここでは、舗装されていない道を歩くときには注意が必要というわけです。

↓ところどころには、プレハブもありますが、やはり土の中の家がほとんどです↓

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オーストラリアの湾岸にできた町とは外観がまったくことなるのがこのクーバーペディ。

穴に落ちないためにも足元に気を付けて歩かないとならない町なのですが、オパールに関しては深いところに埋もれているようで足元に気を付けていても見つけることはできないようです(笑)。

Crocodile Harry's house

Address:

筆者

オーストラリア特派員

さくら麻美

南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。

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