一位とは0.9ポイント差、でもトップテンしたキーワードとは
オーストラリア大陸の南からこんにちわ。アデレード特派員のさくら麻美です。
こちらは朝夕は冷え込みますが、それでも日中は真夏のような太陽が顔を見せてくれるようになりました。
オーストラリア大陸の最も南の州(タスマニア州を除いて)の南オーストラリア州、この州の都がアデレードです。
日本からの直行便がないこともあって日本人にはあまり馴染みのないアデレードなのですが。。。
一度でも足を運んでくださった方からは「綺麗な街」「自然が残っている」など評価はまずます。
2017年には2016年に続いて世界の***のトップテンに入りました。
え~、なんのランク入り?
↓市内中心部のランドルモール、休日だけではなく平日もローカルや観光客で賑わいます↓
ここアデレードは、世界で最も住みやすい都市ランキング2017年に5位のランク入りとなりました(英国・エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテルジェンス・ユニット(EIU)」の発表)。一位のビクトリア州メルボルンとは、わずかの0.9ポイントの差でした。
「他の大都市に比べても住みやすい」と生まれ育ったアデレード人たちは口々に言います。
今回はなぜにトップテン入りを果たしたのか、また何故住みやすいのか15年ここを離れられずにいる(笑)筆者の目から見た5つのキーワードを紹介します。
それでは、アデレードが住みやすい5つのキーワード★★★★★ いってみましょう!!
すっきり海と丘四季赤と白イベント
キーワード1 すっきり
最近、アデレード市内には高い建物が建ち始め、車も増えてきたことから昔に比べるとかなり都市化してきて少しだけざわついている感あり、でも広大な土地で人口密度が低いために市内を離れるととても静かですっきりとした街並みです。
↓まもなくジャカランダのシーズン、街が紫色に染まります。賑やかな市内から少し離れると静かな住宅街が広がります。↓
↓市内から南北に走る電車の駅の始発駅にはカジノも併設しています↓
キーワード2 海と丘
市内から車を30分も走らせると目の前にはコバルトブルーの海が広がります。そしてワイナリーが広がるヒルズにも買い物気分で行かれます。海も丘も市内から近く、それでいて自然の景観にため息がでることもしばしばなのです。
↓市内から南へ車を走らせるとコバルトブルーのビーチが広がります。↓
↓市内を流れるトレンズ川、市内のエンターテイメント施設がこの川の付近に集まっています。↓
キーワード3 四季
日本ほど春夏秋冬がはっきりしてないのですが、それでも木々や花の色で四季を感じることができるのです。今はちょうどフジの花が終わったところ。
お花見などの習慣はないので静かに花を見ることができ自然の時の流れを身体で感じることができるのです。
↓春先には菜の花畑が満開に。こちらでは、食べる習慣はなくてキャノーラオイルを作ります↓
キーワード4 赤と白
アデレードで何が美味しいか。。。もうワインにつきます。オーストラリア国内だけではなく世界の中でも乾燥しているこの地域はワイン用のブドウの生育にはぴったり。各地域に広がるワイナリーでは赤、白ワイン共にそれぞれの土地の特色を生かしたブドウでワインが熟成されていきます。一番大きなワイナリーでは、100以上ものワインセラーが並びます。ワインセラーのテイスティングはお気に入りのワインを見つけることができると好評です。
↓一面に広がるブドウ畑。葉の色の移り変わりで四季をも感じることができるのです。↓
↓ワインセラーでは、テイスティングをして自分の好きなワインを見つけることができます↓
キーワード5 イベント
南オーストラリア州は国内でもフェスティバルの多いことで知られている州。特に中心部アデレードではインターナショナルのゲストを迎えてのイベントも多いのです。一年の最初1月には、UCIによる自転車のプロレース・ツァーダウンアンダーが開催。多くのサイクリストがこの日を心待ちにしているイベントなのです。
またスポーツだけではなく芸術の祭典であるアデレードフリンジフェスティバル、この数年急成長をとげているビーガンフェスティバルなどなど、春から夏にかけてのイベントは特に多く週末にはお楽しみがいっぱいなのです。
↓アデレードフリンジ・オープニングの一コマ、最近は原住民であるアボリジニの参加も多くなりました。↓
↓最近、特に人気が高まっているビンテージカーのパレードの一コマ、一目見ようと多くの人が集まります。↓
↓健康ブームもあって、年を重ねるにつれて大きくなっているビーガンフェスティバル、食生活を見直すよい機会になっています。↓
いかがでしたか?アデレードのキーワード5つ。これをご参考に是非アデレードに遊びにいらしてくださいね。
特派員blogでは、これからも少しずつアデレードのお楽しみを紹介したいと思います。
(txt & photo Asami Sakura)
筆者
オーストラリア特派員
さくら麻美
南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。
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