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幻のそば-山形天保そば

カテゴリー:レストラン・料理・食材 投稿日:2014年5月29日

天保そば並盛.jpg 今から16年前、福島県大熊町の旧家の屋根裏から古びた6個の俵が見付かりました。中には厳重に梱包されたそばの実が大量に入っていたそうです。年代を測定したところ天保年間(1831-1845)のものと判明。史上有名な大飢饉の起きた時代です。
そばの実は飢饉の再来に備えたものだったようですが、幸いその後、これを使わなければならない事態に至ることはなく、あることすら忘れられて平成の世まで伝わって来たと言うわけです。

多くの人たちがこのそばを発芽させようと試みたそうですが、150年以上も経ったもののせいか、悉く失敗したそうです。そして最後に挑んだ山形の製粉会社がやり方を変えたところ、ようやく成功に至りました。
今、このそばは「幻の山形天保そば(登録商標)」と名付けられ、他品種との交雑を避けるため酒田沖の日本海にある飛島で「幻の山形天保そば保存会」が栽培を続けています。


このそばは一般には保存会会員の店で食べられます。と言うことで、今日の昼、十日町の第二公園そばの山長に食べに行きました。
見た目は普通のそばと変わりませんが、コシがあり、噛むと口の中にかぐわしい香りが広がります。下手な譬えは止めますが、とにかくうまいそばでした。値段は並盛り1010円、大盛り1330円(写真は並盛り)。天保そばの提供店は
こちら です。
店によって違いがあると思うので、他の店でも食べてみる積りです。提供は期間限定(7月までらしい)で、無くなり次第終了です。


ところでそばを食べようとした時、そばを載せる簀子(すのこ)は写真のようにタテ向きに使うのか正しいのか、それともヨコ向きか、などと考えてしまいました。タテ向きの方が見た目が良く、正解のような気がします。
また、そば店によってはそばと猪口などの並べ方が写真と逆だったりすることがあります。決まりがあるのかないのか、左利きの人には好都合でも、右利きには具合が悪い。逆に並べられた時は直すのも悪いかなー?と思ってそのまま食べることもありますが、さすがに箸を逆向きで出された時は、何も考えないで出す店もあるもんだ!と思ったことがありました。

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韮澤 成行

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