ワイマール原産の犬、ワイマラナー
ワイマラナーは日本ではあまりなじみのない犬種かと思います。カール・アウガスト大公が猟を好み、猟犬として活躍したこの犬がワイマラナーと名付けられたそうです。彼が活躍したのは1757年から1828年です。それ以降ドイツで血統を守られ貴族しか飼育が許されない、貴族のための犬として扱われていたという歴史を持ちます。現在は一般市民でも飼うことができる犬になりました。町を歩いているとたまにワイマラナーを見かけるとこができます。
先日、散歩中の子供のワイマラナーに遭遇しました。そしてあまりの可愛さに散歩中の飼い主さんに声を掛け写真を撮られせてもらいました。小さいのにお座りもできるいい子でした。ワイマラナーは耳が垂れ、毛は短いのに柔らかく、グレーのようなベージュのような上品な毛色を持つ大型犬です。猟犬なので運動量が多いこと、他人に対して警戒心が強いことなどもあってか飼い主の方は2年ほど飼育を悩んだそうです。
本当にかわいくていい子だったワイマラナー、また偶然街で会いたいです。個人的な話ですが、いつか飼育環境を整え家族に迎えるのが夢です。
ドイツの犬事情ですが、日本よりもしっかりしつけされていると感じます。リードなしで歩いてる人を公園などでたまに見かけますが、飼い主に従いほかの犬がいても離れません。そして電車はもちろん、めがね屋さんやレストランにも犬と入店できます。道中には犬の糞のためのゴミ箱と袋があり、犬の糞を道端で見かけることはあまりありません。犬の扱われ方がドイツ国内でも地域によって異なるのもおもしろい点かと思います。以前、ベルリンに住んでいたのですがワイマールに比べるとベルリンはもっと犬が自由に扱われていました。ドイツに旅行で来た際には犬の種類や扱われ方を比べながら各都市を回ると違った楽しみ方ができるかもしれません。そして、ワイマールでは是非ワイマラナーをさがしてみてくださいね。
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