バレンタインの贈り物☆チョコレートにする?花束にする?それとも。。。!?

公開日 : 2018年02月14日
最終更新 :

ちまたにはピンクや赤と白のハートのデザインのバレンタインデーのブーケやハート型のチョコレートのボックスが所せましと並び、近所の食料品店へ行っても様々なハート模様の風船がふわ~りふわふわ宙に浮かんで、どの売り場もバレンタインにちなんだ食材であふれ返っている今日この頃。。。バレンタイン・デーの今日も、私は朝から、(恐らく)物凄い形相で机に向かって仕事を片付けていました。

机とベッドを行ったり来たりしてコンピューターを移動させながら仕事をしていると、昼頃夫が、細長い箱を持って室内に入ってきました。小脇に抱えていたかなり大きな箱をどさっとベッドの上に置いて「ハッピー・バレンタインズ・デー!プレゼントだよ。開けてみて。」と言うので、「え~、こんな大きな薔薇があるの?ブーケが2つ入っていたりして!」等と浮かれながら箱を開けてみると。。。

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中にはミクロファイバー・ホールセール(Microfiber Wholesale)社の新品の立派なモップが入っていました。そういえば、少し前に、台所の拭き掃除をしている最中に、夫が「モップが壊れた。」と連発していたので、きっとインターネットで新しいのを探していたのでしょう。「このモップにいくら払ったの?」と訊きながらまじまじとモップを見つめる私の目の前で、「47ドルとかその位だったと思う。」と言いながら、夫は満足そうな面持ちでパーツを組み立て始めました。

「バレンタインデー:花束や身分不相応な高価な贈り物を夢見ていると、相棒に掃除用品を突きつけられますよ。」という思いをツイッターで短く表現するにはどんな文章が適切なのだろう、ツイッターでそんなこと嘆いている人いるかな?などと思いながら、もらったモップを箱に戻して再び机に戻ると、ピンポーン。玄関のベルが鳴りました。

入口に向かってワンワン吠え立てている2匹の狩猟犬を「シーッ!」と宥めながらドアを開けてみると、玄関先に立っていた光沢のある青いジャケットを着た年配の男性が、ニコニコ笑いながら「ハロー!ほ~ら、あなたにバレンタインの贈り物ですよ!」と言って、美しい花々に彩られたバスケットを目の前に差し出しました。

Happy Valentine

「次に届くのはきっと新製品の掃除用の洗剤一式?」と、玄関先に「掃除屋さんの回し者」の配達人を予測していた私の頬は思わずほころび、「え~、なんてゴージャスなフラワーなんでしょう!サンキュー!」

その後、すっかり気をよくした妻がいったん仕事をする手を休め、その豪華なブーケのバスケットを飾るべく新品のモップでリビングルームの床をぴかぴかに磨き上げたことは言うまでもありません。

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【データ】

住所:124 W. Market St.York, PA 17401

715 Carlisle Ave.York, PA 17404

☎ 717-845-1571 | 800-231-3329

テーマ2 【チョコレートショップ/ショコラティエ】

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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