【ワシントンDC特派員ブログ 番外編 夏休み旅行記 その4】懐かしの横浜港へ行ってみた!

公開日 : 2017年08月31日
最終更新 :

この夏も一週間休暇をとって日本へ帰国しました。日本の家族と有意義な時間を過ごしていたのですが、予定を返上しカリフォルニア経由でワシントンDCに向けて飛び立つ前日に、羽田近郊で一泊せざるを得ない羽目に遭いました。そこで、都内で親友と再会したその足で、東京駅からかつて住んでいた横浜へ向かうため、京急で横浜の根岸駅まで行ってみることにしました。うだるような都内の暑さと喧騒を逃れて16年ぶりに降り立った懐かしい根岸駅に降り立った時、なつかしさで胸がいっぱいになり、そのまま駅から道路を渡って坂道を上がり、当時よく友人たちとお茶していたカフェ「ドルフィン」へ行ってみたいという衝動に駆られましたが、翌日の出発に備えて無理を控えることにし、「UNION」に立ち寄った後、家族で食事に行っていた元町のイタリアンのお店「カプリチョーザ」でひとりで食事した後、蒲田の滞在先へ戻って、翌日の出発に備えて早めに休むことにしました。

港未来.png

少し早めに眠りについて真夜中に目が覚めた時、携帯電話に、航空会社からその日のフライトの出発の遅れを知らせる電子メールが入っていたことに気づきました。1時間以上余裕ができた事を知った私は、思い切って朝早く横浜まで出て、みなとみらい駅から山下公園へ向かって歩いてみることにしました。

赤レンガ倉庫.png

地下鉄を出る直前に、ビル内に「ガーリック・ジョー」が入っているのに気づきました。私たちが家族でよく利用していたのは、石川町のガーリック・ジョーだったので、当時を思い出しながら散歩を開始。ワールドポーターズの大観覧車の時計は、7時7分を示していました。港沿いに赤レンガ倉庫へ。

Pilot.png

私が住んでいた頃は、赤レンガ倉庫はひっそりとしていてあの辺から山下公園へ続くプロムナードもなかったような気がしますが、当時の面影を残しながらも、懐かしい横浜は大きく変遷を遂げていたようでした。山下公園のベンチに腰かけて、蒲田駅で買ってきた大きなおにぎりを食べながら、わずかに霞んで見えるベイブリッジを背に小型ボートが行き交うのを眺めた後、よくコーヒーを飲みに行っていた「ホテル・グランド」のカフェの前を通って山手へ向かう勾配を目指します。

homecoming.png

山手界隈には大きな変化が見られないようでした。姉や親友と入ったティーハウスや、山手聖公会もかつてのまま。。。みなとみらい駅を出てから少なくても、2時間以上散策した頃でしょうか。物思いにふけりながら角を曲がって坂道を下りてみると、左手に懐かしい「ウチキパン」の看板が見えてきました。「十番館」も「えの木てい」も今でもあそこに建っているように、元町商店街の多くの老舗が今も当時のままここに存在しているという小さな発見の喜びに支えられて、私は再び滞在先へ戻るべく、石川町駅へ向けて足早に歩き始めたのでした。

【データ】

住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町山下公園地先

☎045-641-4362

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筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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