楽しい夏の海外旅行にするために。。。現地の渡航安全情報は必ずチェックしましょう

公開日 : 2017年07月18日
最終更新 :

夏休みやお盆の休暇中、海外旅行を計画中の方が多くいらっしゃるかと思います。

つい先日7月12日、在ニューヨーク日本国総領事館より「パークアベニュー299 第41号」が配信されたのですが、配信内容には、「メガネ詐欺(恐喝)に気をつけてください」として、ニューヨークのタイムズスクウェア近辺でメガネ詐欺(恐喝)に遭った2件の案件について記載されていました。また、「インターネットを介したアパート賃貸詐欺」に関し、インターネットによるアパート賃貸契約詐欺についての相談が寄せられているという案件についても記載されています。

読みながら、あらためて、旅行中の安全について考え込んでしまいました。もう20年以上前になるでしょうか。私自身が体験したことなのですが、アメリカ国内の空港で、夫と子ども達を連れてエスカレーターに乗ろうとした時、空港内の職員が着用しているような制服姿の気立てが良さそうな男性に、スーツケースを持って(運んで)あげましょう、と声をかけられエスカレーターで運んでもらったところ、エスカレーターを降りてお礼を言いながらスーツケースを受け取った時点で、お金を請求されたことがありました。先に「ハウ・マッチ」と訊いておけばよかったと後悔しながら数ドル渡しましたが、あれ以来、旅行中の様々なシーンで相手との取引に(というと大げさですが)支払いが発生するかどうかについて敏感になりました。日本のカルチャーや習慣とは違い、外国でやりとりをする相手は、勿論親切心からということも多いと思いますが、先方は、職業と心得てチップを期待している場合も多いものです。

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昨年も、旅先のカリフォルニア州の空港で、予約していたシャトルのバウチャーを印刷していなかったせいで、現地でシャトル会社との交渉に失敗し夜中に空港で立往生してしまったことがありました。あの時は、一人で日本へ帰国する途中だったので家族は同行していませんでした。自分自身がどんなに気を付けているつもりでも、旅先(土地勘のない場所)では思いがけないハプニングに遭遇することがあるので、海外旅行の場合は必ず、家族や現地在住の知人に利用する航空機の情報を含む旅の日程、滞在先、自分と現地の知人の(緊急)連絡先を必ず知らせることが大事です。また、いざという時に在外公館から緊急時情報提供を受けられるたびレジへの登録をしておき、外務省の海外安全情報や現地の日本国大使館や領事館のウェブサイトで渡航先の国の安全情報を確認しながら旅行することも大切ですね。

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【データ】

住所:299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171

☎212-371-8222

FAX:(212)319-6357

HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/

facebook: https://www.facebook.com/JapanConsNY/

twitter: https://twitter.com/JapanCons_NY

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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