柿太郎の廻り
ぼたん岩から古座川上流に向かってさらに県道38号線を車で走りました。
明神橋を渡った先のT字の道で右折し、今度は県道43号線を走り「滝の拝」を目指します。
今までと違って滝の拝は少し距離のある離れた場所と感じるスポットですが、その分秘境気分を味わえます。
またその途中にある「柿太郎の廻り」は、カヌーやダッキーで川下りされる方々の人気のスポットですよ。
柿太郎の廻りが見られるスポット
ぼたん岩から車で走った県道38号線は古座川本流に沿った道ですが、県道43号線は支流の小川沿いの道を走ります。
この日は台風影響で本流は川が濁流となっていましたが、小川はきれいな流れのところもあって驚きました。
しばらく走ると小高くなった平坦な場所に、ベンチのある広場のような場所があります。
案内も何も無いので知らない方は通り越してしまいますが、県道から短い斜面を上ってその広場に入りました。
そこは駐車場と可していて、駐車して車の中で休憩されている方の姿も見られました。
こちらは随分昔の画像ですが、以前は「柿太郎まわり 七不思議伝説」と書かれた看板が立っていました。
今は看板が無いのでここから柿太郎の廻りが見られると気が付かない方も多いと思いますが、看板が立っていたほどのなので観光スポットなのだと思います。
カヌーなど川下りをされる方では有名な柿太郎の廻りですが、観光客がここからその様子を眺めるのはそれほどメジャーなスポットではないのかもしれません。
けれど観光マップなどでは記されている場合もありますよ。
広場から見た「柿太郎の廻り」です。
TOPの画像は7年前の春に同じような場所から撮影した景色です。
現在は季節的なものもあるかもしれませんが、木が生い茂っており、川の様子がここからだとほんの一部だけしか見られず分かりにくいかもしれません。
ですので、昔の画像で申し訳ないのですが、その様子をパーツでご覧くださいね。
柿太郎の廻りとは?
滝の拝から下流は小川に沿って道路が通っているのですが、川筋が蛇行して道路から離された場所があります。
それが「柿太郎の廻り」と言われる、山に囲まれた約4㎞程度の場所なのです。
下のGooglemapで確認されるとその川筋がよく分かりますよ。
ここから見える川も柿太郎の廻りのほんの一部ですが、蛇行した川筋が里の周辺を廻り雰囲気がありました。
実際にカヌーやダッキーで柿太郎の廻りを下ってみたいと思うけれど、どちらも体験したことが無いので勇気が持てない麻巳子です。
本流より更に水が美しいとされている小川で、喧騒から離れ自然の中をゆっくりと水上旅をしてみたいですね。
結局、なぜ柿太郎の廻りという名前なのか、七不思議なのか分からず、それこそ今も不思議です。
*これが若衆組の宿!? 大正モダンな「互盟社」 (こちら)
*何コレ!? 奇岩の「虫喰岩」 (こちら)
*古座川に浮かぶ島全体が神社の「河内島」 (こちら)
*悲恋の話が伝わる「少女峰」 (こちら)
*まるで岩に咲く牡丹の花 「ぼたん岩」 (こちら)
<柿太郎の廻り>
*所在地 和歌山県東牟婁郡古座川町
*見学自由
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