海南名物「ずぼら焼き」

公開日 : 2018年03月07日
最終更新 :
筆者 : 麻巳子

黒江のまち歩きの後は、海南名物「ずぼら焼き」を買って帰りました。

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地元で愛されるずぼら焼き

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国道370号線と県道135号線の「城山トンネル南」交差点沿いに「ずぼらや 東浜店」が建っています。

交通量の多い広い道路沿いの角に建っているのですぐ分かります。

昔から地元では有名なお店で、名物の「ずぼら焼き」を買い求めに来るお客さんが絶えません。

ずぼら焼きの由来は袋の由緒書きによりますと

昔、この地が日方港として栄えていた頃に船頭さん相手の饅頭屋さんがありました。

布袋和尚のような風貌で、太腹の気のいいお爺さんでしたが、ずぼら者だったので、誰言うとなくずぼら焼きと呼ぶようになったようです。

「ずぼら」とは、行動や性格がだらしないというような意味です。

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ガラス越しにずぼら焼きを焼いているのが見えます。

ずぼら焼きとはいわゆる回転焼き、今川焼きのことです。

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アンコもカスタードクリームも自家製だそうですよ。

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お団子も販売されています。

店内にテーブルとイスもあり中で食べられますが、テイクアウトされる方がほとんどです。

ずぼらやさんのずぼら焼きとずぼらだんご

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私も出来立てを買って帰ってきました。

袋から甘い香りが漂っています。

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ずぼら焼きは、黒あん、白あん、カスタードクリームの全3種類です。

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カットしてみました。

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黒あんです。

きつね色に焼かれているので表面はパリッとしたように見えますが、しっとり柔らかく、たっぷり入ったアンコが甘さ控えめで美味しいです。

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白あんです。

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カスタードクリームです。

こどもの頃はアンコよりカスタードクリームが好きでした。

アンコが苦手な方にはカスタードクリームがお勧めですよ。

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ずぼらだんごも買いました。

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黒蜜です。

黒蜜だけのシンプルな焼かれたお団子です。

みたらし団子の感覚で食べたら、みたらしとはまた違うコクのある黒蜜の味が新鮮で美味しかったです。

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きなこです。

モチッとしたお団子に、きなこのふんわりやさしい香りが懐かしい気分になります。

昭和34年(1959)に創業されたというずぼらやさん。

夫は海南駅に向かう路面電車が前の道を走っていた頃から知っているのですが、

あのころの風景は変わっても懐かしいあの味は、今も地元の人に愛され続けています。

<ずぼらや 東浜店>

・住所 和歌山県海南市日方210

・電話番号 073-482-4124

・営業時間 9:30~19:00 (売り切れ次第終了)

・定休日 火曜日

・ずぼら焼き・だんご共 各1個95円

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