漆器でいただく古民家カフェ
紀州漆器のまち・海南市黒江に、ギャラリー&古民家カフェの「黒江ぬりもの館」さんがあります。
黒江の古いまち並みの中でランチをいただけ、ゆったりとした時間を過ごせますよ。
カフェギャラリーの黒江ぬりもの館
黒江のメインストリートである川端通りから中へ入った通りに、雰囲気の良い古い家並みがあります。
その通りに築160年の古民家「黒江ぬりもの館」が建っています。
以前は漆器工房だった建物を、カフェ&ギャラリーとしてオープンしています。
ディスプレイされたクロメ桶と懐かしの大八車は、黒江のまち並みに溶け込んでいます。
まち中の何軒かの軒下にはクロメ桶が展示されており、桶の中には花などが飾れ、訪れた人々を楽しませてくれています。
黒江ぬりもの館さんは10時~のオープンで、11時にランチの予約を要れて訪れました。
中へ入り見上げてみると、
玄関はつし2階まで吹き抜けになっており、窓からの光が柔らかく降ってきました。
電球の笠が和傘になっているのも素敵です。
玄関を入った右側がギャラリー&カフェスペースで座敷になっています。
靴を脱いで昔ながらの高さのある上がり框を上がりました。
道沿いの窓側には、漆器製品が展示されていて眺めているだけでも楽しいです。
お手頃な小物なども販売されていて購入することもできます。
カフェスペースには、広い座敷にテーブル席が並んでいます。
よく見るとこちらの椅子は桶のような椅子でした。
奥にも座敷があり、半個室風になっています。
中央にあるテーブルは、大きな樽を再利用したような八角形のテーブルです。
奥の窓からは坪庭が眺められます。
食事をした後で2階も見せていただきました。
玄関付近に階段があります。
昔ながらの急な階段を上ります。
上までの長さはそれほど無いのですが、馴れていないので恐る恐るのぼりました。
2階はイベントスペースになっており、今回はリサイクル着物展が開催されていました。
天井の梁が太くて立派です。
奥の和傘の所まで行ってみたかったけれど、先へは行けなかったのでここから眺めるだけにしました。
漆器でいただく贅沢ランチ
夫と八角形のテーブル席と悩んだけれど、こちらの席に座りました。
テーブルの上の容器も漆器でまとめられています。
ひざ掛けを持ってきてくれたのですが、なんと!湯たんぽが包まれていました。
あったかい♡
心遣いが嬉しいです!
ランチは、期間・数量限定ランチを注文しました。
本日限定6食だった「粕汁ランチ」です。700円
6食限定ということなので売り切れるのも早いと思い予約をしていました。
器やお箸、スプーンは漆器で、贅沢な気分でいただけます。
口当たりも良いのですよね。
粕汁は、和歌山の地酒「黒牛」大吟醸の酒粕が使われています。
塩鮭をメインとして根野菜がたっぷり入っていてマイルドなお味で美味しかったです。
地元の農家さんが作ったお米に黒米が混ぜられたおむすびです。
地元の乾物屋さんの切り干し大根が使われています。
少し甘めに煮付けられた切り干し大根はやさしいお味がしました。
お漬物です。
メニューは入荷状況や季節によって変わる場合があるそうです。
食事の後はスィーツです♡
黒江スイーツセット
クッキー、ミニパウンドケーキ、ケーキのスィーツ3種盛りです。
黒色なのは黒江の地名にちなんでですが、黒いスィーツには紀州備長炭食用のパウダーが練り込まれています。
ぷるんぷるんとしたわらびもちもセットでした。
黒江スィーツセット 600円
今月25日にリニューアルオープン
黒江ぬりもの館さんは、1月25日よりリニューアルオープンされます!
メニューの変更などもあるかもしれませんが、オープンされるのが楽しみです。
<黒江ぬりもの館>
・住所 和歌山県海南市黒江680
・電話番号 0734-82-5321
・フェイスブック https://www.facebook.com/kuroenurimonokan/
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