季刊TRANSIT 第23号に載ったラオス

公開日 : 2014年02月01日
最終更新 :
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 大判の写真を贅沢に配置するトラベルカルチャー雑誌TRANSITの存在は貴重です。創刊以来すでに6年、旅の風景をことばで写すライターたちと、絵で旅を語るカメラマンたちが参加して、2014年4月の春号ですでに24号を数えます。毎号楽しみにしているファンも多いようです。

 見開きいっぱいに掲載された横幅が長い写真には、大画面のスクリーンを見ているような迫力を感じます。

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 2013年12月に発売された23号は「美しき密林の奥」をメイン・テーマにベトナム・カンボジア・ラオスを特集したものですが、やはり見開き写真の持つ迫力を楽しめます。

 本号ではインドシナの3国それぞれの生活、社会、歴史、地理の分野が詳細に調べ上げ、テーマ別にそのデータを掲載しています。単なる旅の写真誌ではなく、比較文化の学術レポートの味わいも詰まっています。

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 ラオスのページには、女性コンビと男性コンビの二組のライターとフォトグラファーが登場すします。

「メコン哀歌」と題するトピックでは、女性コンビがルアンパバーンからノーンキヤウ、ムアンゴイまでのウー川の舟旅で遭遇した不思議な事件と、メコン川最南端のシーパンドンの島々でラオスの焼酎に酩酊して起こした珍事を通して、ラオスの「暮らし」を語ってくれます。

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 また、バイク野郎の男性コンビの「旅はバイクに跨って」では、ルアンパバーンからが山路を辿って北へウドウムサイ、ボーテン、ポンサーリーへと走り抜ける道すがら出くわす「ラオスの豊かさ」を語っています。

 二つのトピックに載せられている写真はいずれもローカルな人々を見事にとらえていて、一点一点に目が惹きつけられます。見慣れたラオス人たちが、写真家のレンズを通して捉えられると、その表情に新たな輝きを放っているように感じました。

 ベトナム、カンボジアのページに掲載されている二つの隣国の魅力も改めて知りました。強烈な写真が印象的で、すぐにでも旅に出かけたくなってきます。

 12月に発売された人気の季刊誌は、すでに日本の店頭でも見つけにくくなってきているのではないでしょうか。早くしないとバックナンバー23号は在庫切れになってしまう恐れがあります。ラオスや東南アジアの旅行を計画している方は、急ぎウェブサイトで手に入れてご覧ください。

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