一方通行で渋滞解消を図るビエンチャン
経済成長が著しいラオスでは、いま自動車の急増がもたらす交通渋滞の緩和が懸案となっています。もちろん、地方都市ではそれほどのことはありませんが、首都ビエンチャンでは出勤時間の朝8時台、家に帰って家族と昼食をとる12時台、退勤時間の5時台は街の各所で信号待ち渋滞が発生し始めました。
メコン川沿いのファーグム通りの渋滞緩和のために、8月26日から実施された東から西への一方通行で、ファーグム通りの渋滞は解消されたかに見えます。多くの車がまだ一通実施に対応できず、今まで通り、右車線だけを恐る恐る走っていました。
ところが、その隣を平行に走る西から東への一方通行のセタティラート通りは、ラッシュアワーともなればほとんど動かない状態となり、さらに渋滞に拍車がかかってしまいました。
ビエンチャンの人口はつい6年ほど前は60万人だったのですが、いまは80万人に近づいています。モーターバイクを含めると登録されている車両の数は58万台に達し、輸入車両は今年前半7か月だけでも4万台近く増えたそうです。そういえば、日本も1960年代に同じような交通渋滞を体験しましたね。ビエンチャン市内の道路と駐車場の整備が急がれます。
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