ラオスでフランス語を習う

公開日 : 2011年09月03日
最終更新 :
ビエンチャンフランス語センター正面.jpg

フィリピンのセブ島は英語留学で知られるようになった、という話を聞いたことがありますが、ラオスにフランス語を習いに来る外国人がいます。ビエンチャンの中心地にフランス政府の支援する「フランス語センター」があって、一年中開講しています。ラオス人ばかりか世界各国の老若男女がここでフランス語を習っています。敷地の中は別世界。まるでフランスのどこかの学校に迷い込んだようです。

ランサン通りに面したフランス語センター.jpg

写真の左端に写っているのがフランス語学センターです。ランサーン通りに面しています。ちょうどいま、センターから車が出てきました。タラート・サオから100メートル先です。この写真の右側ぎりぎりにビエンチャンでいちばん分かりやすいランドマーク「パトゥーサイ」が見えます。

フランス語センターの教室.jpg

ここでフランス語を学んでいる日本人を数人見つけました。二十代の方や六十代の方など、年齢も学習目的もさまざまです。

校内には小さい教室は30室ほどあります。フランス語コースのほかに、フランス人を対象としたとラオス語コースもあります。

学期はクォーター制で、第一学期(10月-12月)、第二学期(1月-3月)、第三学期(5月-7月)、8月の夏期集中講座の4区分です。9月は新入生用特別講座があります。気温が高い5月は休みです。

IMG_0266.jpg

毎日、午前の部(8:30-10:00)、午後の部(2:30-4:00)、夜の部(5:00-6:30)があり、月・水・金の組み合わせと、火・木の組み合わせになっています。更に、土曜日のみの集中コース(午前の部8:00-12:30または午後の部1:30-5:30)があり、授業時間の選択はバラエティに富んでいます。先生は主にフランス人ですが、フランスで育ったラオス人の先生もおられます。写真は学生と先生の憩いの場であるキャフェテリアです。なかなかおしゃれな造りで、食事もできます。

フランス語センター図書館.jpg

敷地内にある図書館も素晴らしい空間です。もちろんフランス語学習用の蔵書やLL機器もあって、予習復習にもってこいです。

学友のマリーとクレア.jpg

私はここでラオス語を学んでいます。生徒はベルギー人ひとり、フランス人3人、韓国人ひとり、それに私の計6人です。これはクラスメートのクレアとソフィーです。クレアはノルマンディーから来ました。ソフィーはベルギー人です。

学費と生活費

学費はフランス語コース、ラオス語コース共通で、50時間で1,560,000キープ(約15,000円)です。つまり、1時間あたり300円ということになります。

ビエンチャンの生活費はどのくらいになるでしょうか。部屋代(150~300ドル)、食費(150~250ドル)、その他雑費(100~200ドル)を合わせると400~650ドル程度で暮らせるでしょう。これに1日2時間半授業を受けた場合、学費は150ドル程度です。

総計1カ月550~800ドル(約4万4千~6万4千円)程度で済みそうです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。