深夜まで営業のコンビニが大はやり
東京の知り合いから「息子がラオスに行くと言っている。大丈夫か」という親ばかメールをいただきました。「便利さでは日本にははるかに及ばないけれど、人が優しいから心配ない」と返事をしたら、「便利さに欠けるのか、コンビニのようなものはないのか」とまた質問のメールが来ました。きっと息子さんが「コンビニがないのかな」とつぶやいたのでしょう。
私は日本でもあんまりコンビニを利用しなかったので、気にとめていなかったのですが、そう言われて目を凝らしたら、有る、有る。ビエンチャンのあっちの街角、こっちの通りに、この3年間でたくさんのコンビニが出現していました。
扉を見てビックリ。早朝6時から深夜24時まで年中無休で営業だそうな。ラオスらしくないなぁー。
入り口横にはキャッシュ・コーナーがあって、クレジット・カードで現金の引き出しもできるのです。そしてビエンチャンの若い人たちの必携品はスマートフォンと銀行カードになりつつあるのだそうです。ルアンパバーンやサバナケートなどの「小さな都会」にもこうした施設が急増中らしい。
店の中は日本のコンビニとまったく変わらないようです。即席めんから文房具や歯ブラシまで商品の並び方もそっくりです。
飲み物コーナーも充実していて、便利そのもの。
しかし、「それなら安心だ」と意気揚々ラオスにやって来るその息子さんには、都会を離れて田舎を回ってほしいと思うのです。
小さな村には腰の曲がったおばあちゃんが店番する雑貨屋しかなくて、思いどおりの品は手に入らないでしょうが、そのかわり、村人の優しさが大きな助けになります。
ラオスの田舎を旅すると、コンビニは見つけられませんが、人とふれあう楽しさを見つけられると思うのですが・・・。
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