ウドンタニ(タイ)はラオスへのゲートウェイ
ビエンチャンからどこかへ遊びに行こうと思いめぐらしているうちに、そうだ、ビエンチャンの隣町ウドンタニからエアー・アジアの格安チケットで海を見に行こう、と思い立ちました。ウドンタニ〜プーケットの往復航空券は4000バーツ(およそ12000円)でした。思いつくのがもっと早ければその半額のプロモーション・レートもあったそうです。エアー・アジアはときどき驚くようなキャンペーン料金を売り出すことで知られています。
3泊4日のプーケットのラグーナ・ビーチは晴れたと思ったら、曇のち雨でしたが、久しぶりの海辺でのんびり昼寝を楽しみました。
ラオスを訪問する場合、日本からはバンコク経由が便利です。日本〜バンコク線は便数も豊富で、競争も激しく、格安チケットがさまざまありますね。
ところがバンコクからビエンチャンへ、国際路線を追加すると結構高くなってしまいます。そこで賢いツーリストたちは自国〜バンコク間の安い往復フライトを買い、バンコクからウドンタニへタイ国内便で飛んで、陸路でビエンチャンに入るというルートを選んでいます。
何といってもウドンタニは東北タイの主要都市で、バンコクからタイ・エアー、エアー・アジア、ノック・エアーなどが乗り入れていて、極端に安いチケットが見つけやすいのです。
ウドンタニ空港からのリムジンは友好橋(ラオス国境)に直行しています。料金は200バーツ(600円)。フライトの到着便に合わせて随時発車しています。ウドンタニ空港到着ロビーにあるリムジン手配カウンターでチケットが買えます。うまくリムジンが確保できなくても心配ご無用。3人集ってタクシーに乗れば一人200バーツ、計600バーツで同じルートを走ってくれます。
友好橋のイミグレーションを通過すればもうそこはビエンチャン。トゥクトゥクなら一万キープ(110円)、バスなら5千キープ払えば、30分でビエンチャン市内にたどり着けます。
バンコクからビエンチャンに入るなら、タイ・エアー、エアー・アジア、ノック・エアーなどのタイ国内線格安フライトを利用してウドンタニ経由で行くのも決して悪くない、というお話でした。
各航空会社のウェブサイトでスケジュールと料金の検索、予約、支払いが可能です。
逆にビエンチャンからウドンタニ空港へ行くには、まずビエンチャンの中心であるタラサオ・バスターミナル市内から14番のバスでメコン川にかかる友好橋まで行き(5千キープ、60円)ます。ラオスを出国して国境の橋を渡り、タイ側のイミグレーションを抜けます。抜けたところはタイ側の町ノンカイです。外に相乗りトゥクトゥクが待っています。「ウドンタニ空港行きリムジンに乗りたい」と伝えれば、5分、料金50バーツ=150円でリムジンバスの発車する旅行代理店に運んでくれます。
私はこの時刻表にある午後3時発のリムジンに乗りました。ウドンタニ空港までの所要時間はおよそ50分(料金150バーツ、450円)でした。つまり友好橋からは計200バーツでした。もちろん4時55分発プーケット行きにはゆうゆう間に合いました。
友好橋でタクシーをチャーターすれば直接ウドンタニ空港に行ってくれます。交渉次第ですが、600バーツほどです。3人集まればひとりあたり200バーツですみます。
ウドンタニ空港〜ビエンチャン市内は、東京都内〜成田空港より近い、ということを実感したのでした。
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