こんなフワッフワなデザートがあったのか!雪嶺こと"シュネーノッカール"

公開日 : 2017年10月30日
最終更新 :

私はウィーンに住んでもう長くなりますが、それでもまだまだ新しいデザートを日々発見するので、ウィーンのスイーツ事情の懐の深さには驚かされるばかりです。

さて、今回皆さんに紹介するのは「雪嶺」という名のデザート、シュネーノッカールです!

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このデザートにお目に掛かったのは、友人の誘いで郊外のビアガーデンを晩夏に訪れた時のこと。

そこでは「ウィーンいち美味しいビーフタルタル(牛生肉料理)が味わえる!」と友人より勧められたので、メインはそちらを頂いたのですが、その際に横のテーブルに運ばれていくあまりにも珍しいデザートを見かけ、私も含めた友人一同、目が釘付けになってしまったのでした。

食後には早速メニューを再度持ってきてもらい、みんなで目を皿にして探し当てたのがこちらのシュネーノッカール。訳せば「雪嶺」と言った具合で、ザルツブルガーノッケルン(ウィーンの方言ではザルツブルガーノッカール)同様、名前の通り山岳に見立てたこんもりとした形が非常に特徴的です。 内容は、これまたザルツブルガーノッケルンのようにメレンゲが主体となって山部分を形成しており、上からバニラ・イチゴ・チョコレートソースがふんだんに掛けられた味わい深いもの。

写真のスプーンのサイズと比べるとわかるかと思いますが、「山」と名前に冠されているだけあってかなりの高さがあり、これが目の前に運ばれてきたら誰しも目を見張らざるを得ない、ショッキングなデザートです。

(ちなみにオーストリアのスプーン(大)は日本のものよりも大きめなのですよね・・・)

しかし食感はこの上なく柔らかくフワフワであるため、見た目のボリュームほどヘビーさを感じさせないのも嬉しいところでした!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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