トップ > ヨーロッパ > オーストリア > ウィーン特派員 > 芸術に造詣の深かったオイゲン公、彼の過ごした冬の宮殿とは?

オーストリアオーストリア/ウィーン特派員ブログ

芸術に造詣の深かったオイゲン公、彼の過ごした冬の宮殿とは?

カテゴリー:文化・芸術・美術 / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2016年9月12日

ドイツ語ではPrinz Euten(プリンツ・オイゲン)の名で親しまれているオイゲン公ことオイゲン・フォン・サヴォイエン。
彼はフランスの貴族サヴォイア家出身の公子で、対オスマントルコのウィーン包囲をかわぎりに、ハプスブルク家の下で華々しい軍歴を重ねた人物として有名ですが、実は熱心な美術品や芸術の庇護者としての面も併せ持っていました。

Eugen-winterpalast-eingang-500.JPG

彼が夏の離宮として過ごしたベルヴェデーレ宮殿(ウィーン3区)はよく知られていますが、数年前にリノベーションを経てオープンしたのが旧市街にある彼の冬の宮殿、"Winterplais"。
一昨日、息子がタイミング良くお昼寝をしたのをきっかけに、初めてこちらを見学してみました!

Eugen-Erdgeschoss-500.JPG

馬車が乗り付けられるエントランス右手の荘厳ならせん階段を上がると、2階にチケットオフィス兼お土産ショップがあります。
(ベビーカーや車椅子の訪問者のためにエレベーターも完備!)

Eugen-vorzimmer-500.JPG

オイゲン公が暮らしを営んだ建物の2階部分を見学できるようになっているのですが、私が訪れた際にはロス・アンジェラス出身のアーティスト、Sterling Ruby氏の作品とのコラボレーション展示がなされていました。

Eugen-Audienzzimmer-500.JPG

足を中に踏み入れると、バロックとモダンアートの融合といった体で、面白い・・・というか、荘厳華麗な宮殿内にジーンズや洗濯粉が吊り下げられているなど、コンサバな私にはアイディアが少々奇抜すぎて、ちぐはぐ感が否めず・・・。
この展示が終了したら、純粋なバロック芸術を味わいに再訪したいと思います。

Eugen-Goldcabinett-500.JPG

こちらは黄金のキャビネット。モダンアートに侵食されていない(失礼!)、美しい空間でした。
天井までゴールドで煌びやかに飾り立てられた様が圧巻で、そのあまりの美しさに私も何度も何度も戻って見学してしまったほど。
このキャビネットの他にも、オイゲン公の個人用チャペルやロイヤルブルーに統一された寝室、彼の輝かしい軍歴の描かれた部屋に、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を彷彿とさせるような眩いサロンなど、小ぶりな住居ながら非常に見ごたえのあるスポットでした。

Winterpalastはケルントナー通りからも歩いて2分ほどの立地と、アクセスも抜群。
個人的にはかなりお勧めですので、バロック宮殿に興味のある方はぜひ訪れてみて下さいね!


Winterpalais
住所:Himmelpfortgasse 8, 1010 Wien
開館時間:毎日10:00~18:00

デコバナーバラの花と藤子1-a.gif薔薇のお花が大好きな藤子ちゃん
応援クリックお願いします!

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。

ライジンガー真樹

オーストリア・ウィーン特派員のライジンガー真樹が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

いっしょに読みたい 関連記事

最近の画像

画像一覧へ

カテゴリーから記事を探す

月別記事一覧

特派員プロフィール

オーストリアオーストリア/ウィーン特派員
名前:ライジンガー真樹

ライジンガー真樹

スペイン語と異文化研究のため高校時代に南米チリへ留学、国際基督教大学(ICU)卒業。外資系広告代理店のメディアプランナー、欧州系エアライン2社の客室乗務員を経て現在はモード業界 に。仕事の傍ら子育てと執筆に勤しみ、ウィーンで話題のスポットや伝統的なカフェとスイーツ、日本とはかなり異なるオーストリア事情など、バラエティに富んだ情報をお届けすべく活動中!連絡先Facebookページ DISQUS ID @disqus_zl3jc0QKNG

ウィーン特派員トップにもどる

その他のオーストリアの特派員

ウィーンを旅する

その他のエリアから探す

特派員募集中!

日本国内、海外を問わず特派員は随時募集しております。ご興味のある方はぜひご応募を!

ウィーン特派員トップにもどる

トップ > ヨーロッパ > オーストリア > ウィーン特派員 > 芸術に造詣の深かったオイゲン公、彼の過ごした冬の宮殿とは?

PC版で表示

運営会社と個人情報保護について