ウィーンの地下鉄に犬連れのセキュリティ部隊投入

公開日 : 2016年04月11日
最終更新 :

ウィーンの治安をより確かなものにすべく、先週の水曜からウィーンの地下鉄にセキュリティ部隊が投入されることとなりました。

この一団はセキュリティ会社から派遣された二人一組の部隊で、シェーンブルン駅やカールスプラッツ駅などを走る地下鉄4番線及び、ウィーンっ子たちの間でも比較的治安が悪いとされる地下鉄6番線を中心に巡回しています。

緊急事態に対応するためという名目ですが、実際はドラッグのディーラー対策という部分が大きい模様で、ウィーン議会や警察など、総掛かりでドラッグ売買の締め上げを図りたい様子。しかし、ウィーン市長をはじめ、「いちセキュリティ会社の社員を投入するのではなく、警察を起動すべき」との意見も聞かれています。

しかし、日本人としてやはり気になるのは、こういったセキュリティを語る詐欺やスリ集団の横行。

本物の部隊は、"Im Auftrag der Wiener Linien"(ウィーン市鉄の任務)とプリントされた制服を着用しているが目印だそうですので、もし旅行中に不審な犬連れに道を阻まれた際には、きちんと本物であるかを確認してから相手の指示に従ったほうが良さそうですね(笑)

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。