旧市街にある、土・日・祝日もオープンの歴史的な郵便局
2010年もいよいよ最後の日ですね。
今年の3月からウィーン特派員を務めさせて頂いている著者としては、日常生活やフライト先のオモシロ＆お役立ち情報を読者の皆様にお届けするべく、多方面にてアクティブに活動した結果、非常に多忙且つ充実した年でありました。
ところで本日12月31日より翌1月2日までは、オーストリアの大半の機関やお店がクローズされます。ただ旅行の日程や諸事情で、どうしてもこの3日間に日本に郵便物を出したい方のために、中心街にある土・日・祝日もオープンの郵便局をお知らせします。
詳しくは下のグーグルマップを見て頂ければと思いますが、この郵便局はシュヴェーデンプラッツ駅（Ｕ１，Ｕ４）が最寄りですが、シュテファンズプラッツ駅（Ｕ１，Ｕ３）とシュトゥーベントア駅（Ｕ３，Ｕ４）からも徒歩圏内という非常に便利な立地にあり、24時間営業です。
昔の作業場も綺麗に保存されており、当時の様子を窺うことができますよ。
昔のポストも数種類展示されています。
ここにも双頭鷲のハプスブルク家の紋章が付いている等、なかなか興味深いものがあります。日本のポストは大抵赤いので、稀に黄色いポストがあるとニュースになったりするほどですが、ここオーストリアでは須らくポストは黄色。
逆に赤いものが話題になりそうです。 ：）
その輝くような美貌がヨーロッパ中で評判だった「皇后エリザベート（シシィ）」やスペインと共同で発行されたベラスケス画の「王女マルガリータ」の記念切手を購入することも可能。
こんな美しい切手でお手紙や葉書が届いたら、受け取られる方もきっとお喜びになることでしょう。
クリスマスの時期ですとこのように、東方三博士が聖母子に貢物を捧げるシーンや、厩で生まれた神の御子イエズス・キリストに聖母マリアが祈りを捧げる姿をモティーフにした切手も並びます。
郵便局構内で、送付用の封筒及び箱、ガムテープ、ハサミ、カッター、その他文房具や何故かＤＶＤまで購入することができます。
シュヴェーデンプラッツ付近は歴史的な区画で、由緒ある建造物や小さなショップが立ち並ぶので、歩くだけでも楽しいエリア。日本で帰国を待っていらっしゃる家族やお友達に、ぜひオーストリアから素敵なポストカードを送られては如何でしょうか？
郵便局住所： Fleischmarkt 19, 1010, Wien/フライシュマルクト19番、ウィーン1区
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います！
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