ウィーンのベーカリーでオーガニック・サンドイッチと美味しいスイーツを探そう!

公開日 : 2010年12月27日
最終更新 :

日本からオーストリアに旅行で来ると、気になるのが朝ごはんと小腹が空いた時の軽食。

ホテルに朝食が付いている場合や、ツアーでお昼ごはんも用意されている場合は心配ありませんが、自由気ままな旅を御計画であれば、やはり朝に食べるパンや、日中に観光先で軽くつまめるサンドイッチのようなものが必須かと存じます。

そのような方に、今日はウィーンの美味しい菓子パンとスイーツを紹介します!

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まずウィーンの代表的なチェーン・ベーカリーと言えば、

-Anker(アンカー): 赤い看板

-Stroeck(シュトレック): 黄色い看板

-Der Mann(デア・マン): 赤と青の看板

の3社で、まるで信号のように看板の色が棲み分けられています。

この3社は空港や各駅構内に入っているケースが非常に多く、ちょっと出先で何かつまみたいときやお仕事に向かう途中、またはホテルのお部屋で何か召し上がりたい際にはとても便利な存在です。

BIO(オーガニック)材料を出来る限り使用しているという優秀さに加え、野菜のたっぷり入った黒パン仕様の美味しいヘルシーサンドイッチが多種類取り揃えられているのも特徴で、良く噛んで食べればお腹のもちも抜群という、まさに願ったり叶ったりのベーカリー。(著者的にはシュトレックのヘルシーサンドが一番お勧めです)

この3社以外にも、ウィーンには美味しいベーカリーが沢山存在します。

例えば著者がお家の近くで本日購入したのはこちら。

Topfenのパン-a.jpg

左:Topfengolatsche(トプフェン・ゴラチェ)甘酸っぱいカッテージチーズをパイ状に包んだ菓子パン。

右:Mohnschnecke(モーンシュネッケ/「ケシの実の蝸牛」の意)と言う名の、渦巻状のパン。一口かじると中にはケシの実が沢山詰まっています!(身体検査前に食べるとアヘンの陽性反応が出てしまうので要注意!)

またヘルシーサンドイッチや菓子パン以外にも、普通の黒パンの山やケーキ、店舗や季節によっては、サンタクロースやトナカイのケーキ、エクレア、モンブランなどが売られていることも。

Esterhazyschnitte-a.jpg

こちらは本日買ってみたEsterhasyschnitte(エスターハージーシュニッテ)とSacherwuerffel(ザッハーヴュッフェル)。エスターハージーシュニッテは、へーぜルナッツのスポンジとクリームを何層にも重ねたケーキで、ザッハーヴュッフェルはザッハートルテをキューブ状に小さく食べやすくしたもの。

何れもコンディトライ(自家製ケーキを売るお店)のものと比べると、流石に味の差は歴然としていますが、お仕事帰りや観光後にちょこっとケーキを食べたい時に、駅構内でもお手軽に買えてしまうのが魅力です。

以下は先日Der Mann(デア・マン)で買ったモンブランとエクレア。

モンブランは甘さの中にも栗の渋みがほんのり効いている、自然なお味。

エクレアは全く期待せずに食べたのですが、これがなかなか美味しくてヒットでした!

Dermann-maroni-a.jpg
Nordsee-a.jpg

こちらではエビや白身魚のフライ、キャビア等が入ったサンドイッチやカナッペが売られており、店内での飲食も大抵可能。ヨーロッパでお肉に対して食傷気味になられた方にはこちらがお勧め。

本日紹介した4社以外にも、ウィーンには星の数ほどベーカリーがあるのが実情。

中には、小さくひっそりとしたお店でも由緒ある老舗の場合もありますし、見た目が煌びやかだからと言ってお味が美味しいとは限らないのが面白いところ。

もしもウィーンで「これは!?」と思うベーカリーを見つけたら、どんどんトライして、ウィーンのパンを沢山食べて帰って下さいね!

デコバナーテントウムシのキャンドル-a.gif

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筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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