幸運を運ぶお守り・ラッキーグッズ ~オーストリアより~
ウィーンは昨夜から突然生温かくなり、外はパンプスで歩いても全く問題がないほどの暖かさ。
ホワイトクリスマスを待ち望んでいたウィーン市民にとっては、白雪がなくて淋しいやら、外出時に暖かくて嬉しいやらで、かなり意外な結果となりました。
ところでこの時期になると、必ず家族・親戚や友人間でプレゼントし合うのがラッキーグッズ。
どこの国でも、それぞれ幸運を運ぶグッズや縁起の良いお守りの様なものが存在すると思います。
日本だと寺社のお守り各種をはじめ、打ち出の小槌、招き猫等など。
他国であれば、トルコのイーヴルアイやアメリカのウサギの足(本当にウサギの足を切り取ったもの・・・)、エジプトのスカラベ等、国によって様々なお守りや伝統が存在します。
さて、オーストリアではどのようなものが幸運のお守りとして用いられているのでしょうか?
-
中には可愛い2種類のお守りが同封されていました。
一つ目が馬蹄に釘で打ち付けられる蹄鉄と四つ葉のクローバーの組み合わさったもの。
二つ目は背中を丸く隆起させた猫!!!
何れもGluecksbringer(幸運を運ぶお守り)として愛されているモチーフで、クリスマス前や年末年始になると、スーパーマーケットやクリスマスマーケットの屋台等で、必ず売られているものです。
こちらは夫が会社からプレゼントされた(!)本物の馬の蹄鉄。
U字型の間の空いた部分を上にして飾らないと、運が滑り落ちて行ってしまうので要注意!
ただしこれで蹴られたり踏まれたりすると致命的ですし、乗馬後のお掃除の際には詰まった砂や糞を取り除く必要があるので、著者的には「幸運のお守り」といきなり言われてもあまり有り難さが実感できないのが本音なのですが。。。
右は先ほどのラッキーグッズ2点(蹄鉄+クローバーと背中の膨らんだ猫)に加えて、友人に貰った"Rauchfangkehrer"(煙突掃除人)のモティーフ。
オーストリアでは未だに煙突掃除のおじさんが各家庭に年に1-2回やって来ます。
これもオーストリアで愛されている典型的なラッキーアイテム。
左: 豚とテントウムシ。
右: テントウムシの縫いぐるみ。胸には四つ葉のクローバー、そしてマント(羽?)部分はやはりラッキーグッズの一つとされるキノコの模様。(赤字に白いドット柄の茸)
もし旅行中にこれらのお守り・ラッキーグッズを見つけられたら、自分や大切な人のために買って帰るのも良いかもしれませんね :)
クリックお願いします!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。