モダンインテリアにぴったりのお洒落マウスパッドと、緑溢れるフンダートヴァッサーのカフェハウス

公開日 : 2010年12月22日
最終更新 :

先週末、ドナウ川沿いをお散歩がてら、フンダートヴァッサーの設計したクンストハウスまでコーヒーを飲みに行ってきました。

Kunsthaus入口-a.jpg

(写真は中庭側から眺めたクンストハウス)

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ドナウ川沿いの道-a.jpg

のんびり散策したのはこちら、ドナウ川沿いのお散歩道。

夏は犬のお散歩やランナー、バイカー、子供連れで溢れるコースですが、この日は本格的なバイカーの2人組に一度抜かされた以外は、殆ど人に遭遇しませんでした。

木の祠全体-a.jpg
木の祠-a.jpg

生憎リスさんはお留守のご様子で、ちょっと残念・・・・・。

Hundertwasser門-a.jpg

ドナウ川沿いに、フンダートヴァッサー作のあずま屋が見えてきたら、クンストハウスはもう目前。

ポップで遊び心溢れるデザインに否が応でもテンションが高まります!

Kunsthaus-cafe-a.jpg

クンストハウス内の美術館は前回の訪問で既に見学済みだったので(「奇想天外!フンダート・ヴァッサーのデザイン建築」参照)、今回は内部にあるモダンで斬新なカフェが目的。

お外は雪の中にクリスマスの飾り付けとイルミネーションが映え、暖かい雰囲気を醸し出しています。

Kunsthaus-kaffee-a.jpg

こちらが今回頂いたメランジェ(ウィーンを代表するコーヒー)とサクランボ&チョコレートのパウンドケーキ。

メランジェは普通のブラウンコーヒー・ベースというよりはエスプレッソの様な強めのお味で、とっても美味!

ラントマン等の一流カフェハウスのコーヒーと比べて全く期待していなかっただけに、かなり高得点です。

ケーキの方は、見ての通りお皿からはみ出るほどのビッグサイズ!

2人で分けても十分なボリューム。味も割と美味しかったですよ。

ただ・・・・・・、ウェイターさんの無愛想なこと!

コーヒーとケーキを持って来る時も"Bitte"(どうぞ)の一言もなし。

ケーキを注文しようか迷っていても、「ケーキは?」(いるの?どうするの?)

といった不躾な質問。慇懃無礼も御免ですが、ここまで来ると、この人は果たして接客業という職業選択が正しかったのだろうか、と懸念してしまいます。

途中でこちらが応対を英語に切り替えると、突然愛想が良くなりましたが。

それもウィーン子の典型例。とはいえ、日本人も外国語で会話する際は必然的に愛想が良くなる傾向にあるので、あまり揶揄や糾弾はできませんが(笑)

Kunsthaus-cafe内部1-a.jpg

ウェイターさんの接客態度は噴飯ものでしたが、ウィンナーコーヒーとケーキの味は美味しく、加えて内部のインテリア・デザインがとっても先鋭的なんです!

床も勿論フンダートヴァッサー様式で波打つようにうねっており(常ながら、お掃除が大変そうだと思いました)、緑の鉢植えもこれでもかと言うほど方々に置かれたりぶら下がったりしています。

これだけの緑に囲まれると非常に寛げる反面、穿った見方をすると毎日の水遣りが大変そう。

mousepad1-a.jpg

ところで、今回はどうしても欲しいものがあってクンストハウスを訪れたのです。

それがこのクンストハウスの外観を模した、とってもアーティスティックなマウスパッド!

今年9月に建築を勉強中の友人がここを訪れた際にゲットしているのを目にし、それ以来買おうか悩んでいた一品。

自分のマウスパッドが昨今老朽化してきたので、思い切って買うことにしました。

お値段は14.7ユーロと、素材を鑑みた場合少々高額ですが、それでもこのポップでキュートなマウスパッドのお陰で毎日のデスクワークが楽しくなることを思えば、全く以って許容範囲ですよね?

ドナウ川沿いの道-夜-a.jpg

自分へのお土産を手に嬉々としてクンストハウスを出ると、外はもう月が浮かんでいました。

冬場のウィーンは日暮れがとっても早いんです。

お昼間とはまた違う、しっとりとした情景を愉しみながら、帰りもドナウ川沿いを歩いて帰りました。

デコバナーHundertwasser-badges-a.gif

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藤子とマウスパッド-a.jpg

"まうすぱっど"ってネズミが来るの???(ワクワク)

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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