【バルセロナ】カルソッツを食べるなら「Torre de la Llebre」で決まり!
「地球の歩き方」ブログ読者の皆さんこんにちは。
スペイン・バレンシア在住のスペイン留学エージェント、盛 千夏(もり ちなつ)です。
2月初めにバルセロナ留学エージェントの仕事と遊びをかねて、バルセロナに行ってきました。元バルセロナ在住の私の冬の楽しみは、カルソッツ。そう、日本でも最近話題の丸焼きにしたネギ(正確には玉ねぎ)をロメスコソースにつけてバクっと豪快に食べるあれです。
本場のタラゴナまではなかなか行けないので、いつもバルセロナ市内で手軽にカルソッツを楽しんでいましたが今年はバルセロナ在住のグルメな友人おススメのレストラン「Torre de la Llebre」にカルソッツを食べに行きました。バルセロナ市内から1時間以内で行けるRubí(ルビ)と言う町の、マシアと呼ばれる13世紀の田舎屋を改装した素敵なレストランです。しかもレストランオーナーの奥様は日本人で、日本語で接客してもらえるというありがたいおまけつきです。もちろん予約も日本語でOK。
レストランの入り口付近では、すでに山のようなカルソッツの準備をしていました。実はカルソッツ・メニューのカルソタダを注文すると、カルソッツは食べ放題(お替り何度でもOK)なので、週末ともなればフル回転です。
レストラン「Torre de la Llebre」のカルソタダ(カルソッツ・メニュー)のメニュー構成は圧巻。
- 食べ放題のカルソッツ
- 焼きアーティチョーク
- カルソッツのフリッター
- メインの羊肉とブティファラと呼ばれるカタルーニャのソーセージを焼いたもの(付け合わせはじゃがいも)
- 白いんげん
- パン・コン・トマテ(パンにトマトを擦り付けたカタルーニャの名物)
- ワインと水
- デザート(レモンシャーベットかクレマ・カタラナ)
- スペインの伝統的なお茶菓子&コーヒー
これが全部込みで1人35ユーロと言う、驚愕のコスパです。(2018年2月現在)
カルソッツはこんな素朴な陶器のお皿に入って出てきます。お替りは一本単位ではなく、お皿単位と豪快!
カルソッツは手で食べる料理なので、エプロンと手袋が用意されています。丸焦げになった皮は手でつるりとむいて中身を食べますが、上手にむけない場合はお店の方にやり方を教えてもらってください。お店自慢の絶品ロメスコソースをたくさんつけてどうぞ!
カルソッツの後は、メインのお肉料理です。付け合わせの白いんげんもとても美味しいのでお忘れなく。お肉料理も得意なレストランなので臭みのない羊肉とジューシーなカタルーニャ風ソーセージのブティファラも美味です。
満腹になったところで、更にデザート登場です。レモンシャーベットはすっきりしますが、クリーミーで濃厚なクレマ・カタラナ(スペインのクレーム・ブリュレ)が絶品。是非お試しください。
カルソッツの季節は11月~3月。まだあと1か月ほどは楽しめるので、この時期にバルセロナに行かれる方は是非レストラン「Torre de la Llebre」でカルソタダをお試し下さい。郊外の町ですが、行く価値アリで超おススメです!
レストラン情報「Torre de la Llebre」
- 住所:Calle Art s/n, 08191 Rubí, Barcelona
- 最寄り駅:近郊線FGCのRubí(ルビ)駅。バルセロナの中心、プラサ・カタルーニャ駅からS1線かS7線で直行。
- 電話:+34 936973202、日本語の場合は+34 618181561。日本人のMikuさんが対応してくれます。+34はスペインの国番号になります。
- Email:torredelallebre@gmail.com(日本語でメールをする場合は、メールの件名に「Para Miku」と入れて下さい。)
筆者
スペイン特派員
盛 千夏
1999年にバレンシアで留学をスタートし、その後バルセロナで就職&居住許可ゲット。
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