【バレンシア】金曜と日曜の夕方のスーツケース族の正体は・・・

公開日 : 2014年04月05日
最終更新 :

金曜日の夕方、バレンシアの中心にある北駅から郊外に行く近郊線には、大きなスーツケースを

持った若い人たちが目立ちます。同じように、日曜日の夕方バレンシア方面に行く電車も同じ状況。

なんでなのか、長い間特に考えたこともありませんでしたが、ある時やっと気付きました。

みんなバレンシア市内で大学や専門学校に通う学生さんで、平日は学生街でシェアする

アパートに住んでいるものの、週末を家族や幼馴染と過ごすために実家に帰るんです。

日本だったら学校の友達やバイト優先で、わざわざ週末に実家に帰らないですよね?

スペインの家族愛、郷土愛は日本に比べてはるかに強く、時に呆れることもあるけれど(^^;)、

うらやましいものがあります。駅を降りると、お父さんやお母さんが車で迎えに来ていて、

たった5日ぶりの再会を喜んで抱き合っている姿も目にします。

そういえば、学生時代は毎週末実家に戻る生活を送っていたスペイン人の友人が、

日曜の夜はいつもバスターミナルでお母さんが泣きながら見送ってくれたと話してくれたことが

ありました。隣町にある実家に毎日顔を出さないと怒られると愚痴っていた友人も(^^;)

このちょっと大袈裟な家族愛も、スペインっていいなと思う理由のひとつです。

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<日曜日の夕方。バレンシアから1時間近く離れた駅にて>

でもどうしてスーツケースで?

どうやら中身は着替えのほか、1週間分の洗濯物や週末に勉強する本などのようですよ。

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筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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