【ベニドルム】イギリス人に大人気のビーチリゾートBENIDORM
バレンシア州アリカンテ県には、摩天楼がいくつも並ぶビーチがあります。おそらくスペインで一番
高層ビルが密集していると思われるその土地の名前は、ベニドルム。もともとの小さな漁村から一転、
今ではバレンシアが誇る一大ビーチリゾートです。
<海から見たベニドルム>
このビーチの特徴をひとことでいうなら、"イギリス人のリゾート地"。ハワイのワイキキに日本人が
押し寄せるがごとく、イギリス人はベニドルムにやって来るのです。そんなわけで町中には英語の
文字が目立ち、イギリス風のパブが並び、紅茶とスコーンが楽しめるティーサロンも・・・。
先日入ったカジュアルレストランでは英語オンリーのメニューに、お店の人のスペイン語はカタコトで
「ここはどこ?」状態でした(笑)
ベニドルムのビーチは南側のポニエンテ(長さ3.2km)と北側のレバンテ(長さ2km)に分かれていて、
その間にある岩場はもともと要塞でしたが今は広場になっています。2つのビーチのどちらにも
ビーチ沿いの遊歩道があり、ホテルや飲食店、お土産屋さんがズラリ。夜遅くまで賑やかです。
(※ベニドルムは夜遊びの町としても有名で遊歩道沿いの小さなパブやクラブ以外に、町外れには
大型ディスコも)。ビーチは遠浅で水もキレイ。パラソルやデッキチェアのレンタルもあって便利です。
<ポニエンテビーチとレバンテビーチの間の岩場にある海に突き出たテラス>
<6月初めのレバンテビーチ>
ベニドルムは昼間はビーチを、暗くなったらナイトライフを!という人にオススメ。
ついでにイギリスの食べ物も試せちゃいます(たとえまずいと有名でも物珍しいので楽しめます^^)。
大きなリゾート地だけあり近隣の町へのバスツアーが出ていたり、郊外には大型遊園地や動物園、
アクアパークなどの施設も。但し、オフシーズンだと閉まっているお店も結構あり。
7月8月は混み合うので、狙い目は6月下旬か9月上旬でしょうか。
<夜のレバンテビーチ>
ちなみに私が初めてベニドルムに行ったのは冬でしたが、パブランチを食べたり散歩をしたりしながら
スペインのほかの町とは違う独特の雰囲気を楽しみました。ベニドルム=俗っぽいというイメージも
あるようですが、私は好きですよ(^^)
<夜の散歩で見つけた砂のアート。素晴らしい!>
<レバンテビーチの脇にある山から見た、夕日を浴びるベニドルム>
交通:
◆バレンシアから約140km。車で1時間半、直通バスで1時間45分(ALSA)
◆アリカンテから約45km。車で45分、直通バスで45分(ALSA)。もしくはトラム1号線で1時間10分。
◆アリカンテ空港から直通バスで45~50分(ALSA)
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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