あけましておめでとうございます!オーストリアから新年のご挨拶

公開日 : 2019年01月06日
最終更新 :
筆者 : Obi

Servus!2019年最初のブログとなりますが、皆様今年度もよろしくお願いします。

さて、今回は年明けにふさわしくお正月はオーストリアの我が家ではどう過ごしていたかをご紹介したいと思います。

日本ではお正月はおせち!年越しそば!紅白歌合戦!そして福袋!などなど色々な楽しみ満載な期間ではないでしょうか(筆者は日本にいる間はほぼ寝正月でしたが・笑)対してこちらオーストリアは元旦もそんなに特別感もなくあっさり過ぎます。

その前のクリスマスはあんなに全力で準備して聖書を読んだり歌をうたったりプレゼント交換で盛り上がったりしたのにどうした?みんなクリスマスで燃え尽きたの?と思うほど淡々と過ぎます(笑)

スーパーのハム売り場にあった新年の縁起物である豚とクローバーのハム。

IMG_0677.JPG

キリスト教の国なのでクリスマスが1年のメインといっても過言ではないにしろ、日本人の筆者にとってはちょっと寂しく感じるこちらのお正月。ただしだからといって全くお祝いしないというわけではありません。何をするのかというと、

ひ た す ら 花 火 。

大晦日から新年へと日付が変わる瞬間町中で花火を打ち上げるんです。これがオーストリアの新年の過ごし方!

正 直 う る さ い 。

この花火の騒音がペットや赤ちゃんに良くないと注意喚起も出されるほど。

我が家の近所にはせっかちな人がいたのでしょう、去年のクリスマスの頃から夜になるとバンバン花火を打ち上げていてそれが新年まで続きました。どれほど花火を買い込んでるんだ、こんなに打ち上げて新年まで花火が残ってるのかと見知らぬ人の花火事情の心配をしたほどです。

さて、そんなこんなで迎えた2019年、筆者は自宅で花火を見ていました(うるさいと思いつつも恒例なので・笑)

Frohes neues Jahr!(あけましておめでとう)

IMG_20190101_000128.jpg

ちなみに31日の大晦日によく交わされる挨拶はguten rutschとかEinen guten Rutsch ins neue Jahr。良いお年をという意味でRutschが滑るという意味なので、新年へ良い滑り込みを!という感じになるんですね(しかし受験生にはRutschは使いたくない言葉ですね)

Screenshot_20190101-002412.jpg

こうして見ていると花火で新年を迎えるのもいいなぁと思いますが、この花火は大体夜中の2時から3時まで打ち上げる粘り強い人が中にはいるのでそうなると再びただの騒音へ戻ります。

そんな花火の音を聞きつつ寝て起きた元旦。クリスマス同様この日は家族が集まる日。我が家の元旦の食事はこちら。

縁起物のテントウムシ、きのこ、クローバー...

IMG_0706.JPG

そして豚!

IMG_0707.JPG

Weihrauchというクリスマスから新年にかけて焚かれるお香(日本語だと乳香)も焚きます。

IMG_0711.JPG
IMG_0710.JPG

こうしてあとは散歩をしたり家族団らんをしてお正月は終了。クリスマスと比べるとあっさりしたものです。日常に戻るのも早くて2日からオーストリアは仕事始めです。あぁぁ...日本で過ごしたい...と思うのもこの日(笑)

いかがでしたか?新年の過ごし方や食事は同じオーストリアでも地域によっても違うかと思いますが、花火を打ち上げるのは同じ。来年はオーストリアで新年を過ごしてみるのもいいかも!?

うるさかったのはこれか!と思った翌日ゴミ箱に捨てられていた花火の残骸。

IMG_20190105_195333.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。