クリスマスの次はお正月!オーストリアではどう過ごす?
Servus!クリスマスが終わり今度はお正月。日本の皆様は仕事納めに新年の準備などに追われているのではないでしょうか。オーストリアといえば、1年で最も大事なクリスマスが終わったあとは各地でイベントは開かれるとはいえ新年は日本と比べたらそんなに重要視はされていません。そのため元旦が終わったら翌2日からは仕事!日本だったらまだ休みなのに...と筆者は嫌々仕事へ行きます(笑)さて、それではオーストリアの家庭では大晦日から元旦にかけてどう過ごすのか?今回はクリスマス同様我が家の過ごし方をご紹介します。
◆大晦日
特にやることはありません。休みをとっている人もいますが、この日は時間短縮で仕事をするところが多いです。ただし大晦日にタブーとされているのが洗濯物を干しっぱなしにすること。これは年が変わる瞬間に洗濯物があると前年の悪い運が新年に一緒に付いてくると言われているから。洗濯自体は大晦日にしても良いものの、干した衣類は元旦まで持ち越さないよう注意しなければなりません。
大晦日の我が家の食事はこちら。
イヴと同様豪華な食事ではなく、家族と一緒にシャンパンを飲んでパンやサラダ、ハム、チーズ、サーモンなど簡単に食べます。
日付が変わった瞬間はあちこちから花火が打ち上がり新年をお祝いします。そして家族同士でFrohes Neues Jahrと挨拶を交わしハグをして終わり。
お正月といえば静かに除夜の鐘を聞いて...と思っていた筆者、こちらは夜中まで花火を打ち上げる音が響くので新年早々騒がしいなとちょっとイラッとしたり...(笑)
◆元旦
元旦はクリスマスと同じように家族でのんびり過ごします。この日の食事はがっつり系で肉料理。去年はSchweinsbratenでした。
食事のあとは散歩に出掛けてあとは家族団らんといった1日です。しかしクリスマスほどの特別感はなく、いつもの家族の集まりがちょっと豪華になったかな?という程度の過ごし方。日本ならお正月こそ...!という感じですがオーストリアはクリスマスが過ぎたらお正月はあっさり過ぎます(笑)
ところで、皆さんはこちらの縁起物をご存知でしょうか?この時期はそれらの形のお菓子や置物などがあちこちで売られています。その縁起物一覧。
・豚
・てんとうむし
・四つ葉のクローバー
・煙突掃除人
・馬の蹄
・コイン
・きのこ
鉢植えのクローバー。煙突掃除人やてんとうむし、豚など他の縁起物付き。
豚の貯金箱。
これらの縁起物グッズを送り合う風習があるので小さな置物がたくさん売っているんです。
いかがでしたか?クリスマスに新年と、オーストリアの家庭での過ごし方をご紹介しましたがところ変われば祝い方も過ごし方も全く違うのが面白いですね。しばらく日本でお正月を迎えていない筆者は久々に日本で新年を過ごせたらなぁとここ数年思っています(笑)
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