オーストリアで洗礼式に行ってきた!服装は?式の流れってどんな感じ?
Servus!今年の夏に義兄に息子が産まれたのですが、週末に彼の洗礼式があったので参加してきました。洗礼式は初めての筆者、どんな服でいけばいいのか、そして式の流れはどんな風に進むのかなど色々知らないことばかりだったので始まるまでは不安要素がいっぱいでしたが何とか無事に終わることが出来たので、今回は同じようにこれから洗礼式に参加するかもしれない方々の参考になればとオーストリアの洗礼式についてご紹介したいと思います。
洗礼式が行われるのは教会で、午後から行われました。参加者は教会の入り口で主役の義兄夫婦、そして洗礼を受ける息子、式を執り行う神父さんに挨拶をして中へ入ります。
参加者が席に着いたら聖歌をうたって義兄家族を迎えます。
写真で赤ちゃんを抱いて立っている男性とその横、神父さんの前に座っている女性は義兄夫婦の息子のゴッドマザーとゴッドファーザー。両親に何かあった場合息子の身元引受人となる代母、代父です。子どもを託す存在なのでこれに選ばれるのはまずは身内、そして両親が信頼する親友などです。義兄夫婦のゴッドマザーは義妹、ゴッドファーザーは義兄の親友でした。
全員が揃ったあとは神父さんによる聖書朗読とお話。両親には子どもに正しい道を示して立派な親となるか、ゴッドマザー、ゴッドファーザーにはそんな彼らを手助けしていくか、他の参加者には身内、友人としてこれからの息子の人生を見守って欲しいなどと家族のありかたについての話をしていました。
その後は赤ちゃんの頭に水を注ぐ滴礼。
左側はゴッドマザー、ゴッドファーザー、中央は両親、右の子ども達はキャンドルを灯す係。女の子達はディアンドルを着ていて可愛かったです!
ぐずるかなと周囲は心配していましたが、幸いこの時は赤ちゃんは爆睡中で何事もなく終了(笑)
こうして約1時間で洗礼式は終了。この後は近くのレストランで食事会。
両親がこの日のために発注していた洗礼のケーキ。
Zur Heiligen Taufeと書かれています。(洗礼はドイツ語でTaufe)
赤ちゃんへの贈り物がある人はこの場で渡します。大抵は赤ちゃんのおもちゃや服など。
特に何もしていないものの、初めての洗礼式で緊張していた筆者、ビールが旨かった!(笑)
いかがですか?洗礼式の服装は写真からも分かるように、スーツだったり、シャツとジーンズだったりとちょっとしたパーティーへ行くような格好で十分です。義母はディアンドル、筆者はワンピースを着て参加しました。夫からは結婚式で着たドレスにしたらと言われていたのですが、これを着ていたら悪目立ちしていたと思うのでワンピースにして良かったです(笑)
洗礼式は日本ではあまり馴染みの無い儀式ですが、これから参加する機会のある人達の参考になれば嬉しいです。
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