前より便利になったオーストリア鉄道・レイルジェットのビジネスクラスを体験!

公開日 : 2018年07月18日
最終更新 :
筆者 : Obi

Servus!現在生徒達は夏休み、社会人だとバカンスのピークを迎えているオーストリア、筆者も先週から有給休暇をとっていて今回ウィーンとお隣ハンガリーまで旅行をしていました。その際に久々にオーストリア鉄道・レイルジェットのビジネスクラスへ乗ったので今回は以前よりちょっと便利になったこのビジネスクラスについてご紹介します。

まず、オーストリア鉄道の座席クラスには2等席(エコノミー)、1等席、ビジネスクラスの3種類があります。レイルジェットの各クラスの違い(座席の広さは当然の違いとして省略)としては、

・2等席:座席は2席ずつで計4席並び。食事は食堂車。コンセントは2席に1つ。

・1等席:座席は2席で中央に1席の3席並び。新聞のサービス。希望すれば食事をテーブル席まで持ってきてくれる。コンセントは各席に1つ。駅でのラウンジ利用可能。

・ビジネスクラス:ウェルカムドリンク、新聞のサービス。レザー製の座席。背もたれ、足置きを動かして調節出来る。読書用のライト付き。食事をテーブル席まで持ってきてくれる。コンセントは各席に1つ。駅でのラウンジ利用可能。

(※サイトから確認出来ます)

このように1等席とビジネスの違いといえば座席環境とウェルカムドリンクの有無くらいでしょうか。といっても長旅だと席でも疲労度が違うのでちょっと割高になっても余裕が欲しいという場合はビジネスに乗ってみても良いと思います!今の時期はバカンスシーズンのため1、2等車はもちろんビジネスも満席でしたが、シーズンが過ぎるとビジネスはあまり混雑しないので静かに過ごせます。

そんなビジネス車両はこのようになっています。

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仕切りがあるのでよりプライベートスペースを感じる座席です。

なお、ビジネスと1等席は予約の時点で座席指定も含まれますが、2等席は座席指定はしてもしなくても座れます。ただし、予約されている席はもちろん座れないので予約がされていない席を探す必要があります。その予約の有無の見分け方としては席の上に下の写真のように予約されている区間が表示されているところは予約あり(区間以外なら座れます)で、何も表示されていない席は予約無しということになります。

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さて、それではここでビジネスを利用して以前とちょっと変わったところを...。

その変わったところとは1等席とビジネスの特典である食事を注文すると座席まで持ってきてくれるサービスの注文方法。

これまでは食事はスタッフに直接注文していたのですが、人によってはほとんど車両までやって来なかったりで結局食堂車まで注文をしに行くお客さんも少なくはありませんでした。そんなこれまでのちょっとしたイライラが解消出来る現代ならではともいえる方法、スマホやパソコンからネット注文も出来るようになっていたんです!

利用は簡単で、車内からオーストリア鉄道のWi-Fiに繋げるとこのようなサイトに飛びます。

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このページの下、food&drinksをクリックすると食事メニューが出てくるのであとは好きなものを押して車両と自分の座席番号を入力するだけ。少し待てば自分の席に食事が運ばれてきます。

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レイルジェットで何か食べる時はいつもグラーシュな筆者...笑

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なお、会計は食べたあと。配膳された時に会計を頼む人もいますが、忙しい時は断られる場合もあります。

他の食事メニューの一部。

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いかがですか?注文をするのに待つ必要が無いのも楽ですが、何よりうまく注文出来るか不安、どんな料理なのか分からないという方にとってもネットで料理の写真を見ながら注文出来るというのはかなり便利だと思います。乗るからには快適に列車の旅をしたいという時はこのビジネスクラスを利用してみては?

(オーストリア鉄道のサイトはこちらから)

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