カウベルの鳴り響く1日、チロルの牛追い祭り
ゼアブス!先週チロル、スチューバイタールにて秋の風物詩でもある牛追い祭り、Almabtriebが行われました。Almabtriebは夏の間山の上に放牧していた家畜を冬が来る前に下山させる際に牛や羊を着飾って村を歩くお祭り。そのためこの祭りが来るとチロルは秋の訪れと冬の準備期間に入ります。牛追い祭りは去年もこちらでご紹介しましたが、今年の様子もお伝えします!
牛追い祭りが始まるのはお昼。行列の先頭は子ども達。
教会の鐘の音が一際大きく鳴るとそれが祭り開始の合図。
子ども達の後ろからは今年のトラクターで行列を先導する役を任された一家が。見学者に手を振りながら通ります。
民族衣装を着た子ども達が可愛いです!
お孫さんを連れたおじいさんも。
そして次にやって来たのは羊たち。トラクターの荷台には演奏隊が乗っています。
牛だけでなく羊も着飾っています。
羊飼いのお父さんと男の子。男の子は初めて祭りに出た時はお父さんに抱えられ、よちよち歩きでしたが今ではお父さんと並んで羊を誘導出来るほどに。
羊の次はいよいよ牛達の到着です。去年は民家の庭に牛が進入したりとハプニングがあったためか今年は民家の近くに地元消防団が立っていました(笑)
牛の先導役は一家の主であるお父さんの仕事。子ども達は後ろで牛が列からはずれないように誘導します。
牛乳瓶を背負っていたお父さんも。
そしてそれに続く牛たち。今年は暴走する牛はいませんでしたが、人懐こい牛が多く見学者に寄っていき列が崩れて必死に子ども達が誘導しようとするも言うことを聞かず地元の人達が代わりに列を形成したりというハプニングが...笑
牛追い祭りはおよそ2時間で終了。今年は地元以外からの見学者が多くやって来ていていつになく盛り上がる祭りとなりました。秋の風物詩、Almabtriebでチロルの秋を体験してみませんか?
お祭りの情報はこちらから確認出来ます。
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