Gdanskのイースター

公開日 : 2018年04月02日
最終更新 :
筆者 : 林 恵美

ポーランドのグダンスクってご存知ですか。港町で、かつてハンザ同盟の都市でした。旧市街は第二次世界大戦で破壊されてしまいましたが、その後できるだけ戦前に忠実に再建され、今はWizzAirというLCCでトゥルクからお手軽に週末旅行ができるので、フィンランド人にも人気の観光都市です。

イースターの週末に、友達を訪ねてGdanskに行ってきました。この友人はGdanskのお隣の町、Sopotに住んでいます。

カトリックの国で、イースターは教会の休日です。イースターの日曜日は家族が集まって朝ごはんを食べるのが伝統らしいので、友達の家でMazureと呼ばれるお菓子を焼きました。キャラメルソースをのばした上に、ナッツやクランベリーをのせて飾ります。

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このお菓子を持って、朝ごはんは友人のご両親のお宅で。急に思い立ってお邪魔したのに、いらっしゃい、と暖かく受け入れていただきました。教会で神父さんに聖水を振りかけてもらったパン、卵、ハムと塩をまず分け合って食べるのが習慣だそうです。聖水をかけてもらうのは土曜日、小さい白い布をかけたバスケットを持ち歩く人をたくさん見かけました。

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イースターのごちそう。

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そして、この後にまだデザートが・・・ 友人のおばさんはお菓子を作るのが好きらしく、お店で買ったような出来栄え。私の好きなSernikと呼ばれるポーランドのチーズケーキがおいしかった!

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おなかいっぱい、ごちそうになりました。友人の家では、おなかがいっぱいで何をする気にもなれず。夕方、私がフィンランドから持参したFazerのMignon卵に色を塗りました。本物の卵の殻にチョコレートヌガーが詰まっています。

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どこの国でも、伝統行事に参加するのは好きです。今年は、ポーランドのイースターを垣間見ることができました。

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