No.438リールの9月:国際ショートフィルム・フェスティバルご案内
No.437 に書いたように、夏の間、町中の文化イベントは眠ってしまうフランスですが、9月になると新学年度の始まりとあり、展覧会やコンサートのシーズンも新たに幕開けします。
フランス北部でも、No.435 に書いたリールのブラッドリーを筆頭に、毎週末のようにそこここでさまざまなイベントが開かれるようになります。
国際ショートフィルム・フェスティバルもそのうちのひとつ。今年で18回目となるこのフェスティバルでは、アニメ、フィクション、ドキュメンタリーなどあらゆる形式でのショートフィルムが上映され、観客の投票により、入賞5作品が選ばれます。今年は日本からも冠木佐和子氏の作品が参加します。
会期は2018年9月16日~22日。
リール美術館中庭には野外シネマが登場!
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会場となるのは、次の4か所です:
●リール美術館(Palais des Beaux-Arts)の中庭:rue de Valmyからの出入り
●イブリッド(L'Hybride): 18 rue Gosselet, Lille
●旧サン・サヴァー駅(Gare Saint-Saveur):Boulevard Jean-Baptiste Lebas, Lille
●セバストボル劇場(Théâtre Sébastopol): Place Sébastopol, Lille
セバストポル劇場
今年は、新しくヴァーチャルリアリティによるショートフィルムも4本登場。新しい試みとして注目されています。
結果発表と授賞、また受賞作品の上映は、9月23日19時、セバストポル劇場で行われます。
参加・鑑賞は、無料のものから、一本2ユーロ、3ユーロのものまで。期間中のパスは10ユーロです。ただし、ヴァーチャルリアリティ作品については、鑑賞できる人数が限られていますので、予約をお勧めします。予約はヴァーチャルリアリティの会場であるイブリッドにて、会期中9/16-21は18時~0時、22は14時半~23時に行えます。
詳しいプログラムは、近いうちに公式サイトで発表されますので、ぜひお楽しみに!
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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