No. 420フランス北部まだまだ続くヴィデオ・マッピング・フェスティバル
No.410 でお知らせしたように、今年春から秋にかけ、フランス北部のオー・ド・フランス地方では、ヴィデオ・マッピング・フェスティバルが繰り広げられています。
©Yves Bercez
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去る3月23日には、リールの町中15か所でのマッピングが開幕を飾りました。
このマッピング・フェスティバル、今年の9月まで続く予定で、オー・ド・フランス地方のあちらこちらでマッピングが見られます。
5月以降の予定は下の通り。
ドゥナン美術館
ドゥナン、マレシャル・ド・ヴィラール像
5月12日(土)21時半~0時
場所:ドゥナン(Denain)の町中
内容:美術館、マレシャル・ド・ヴィラール像、トラム終点駅の三か所でマッピングが披露されます。
地図:https://goo.gl/maps/6X1V9VHmPg42
ヴィルヌーヴダスク LaM現代美術館
5月19日(土)22時~1時
場所:ヴィルヌーヴダスク(Villeneuve d'Ascq)LaM現代美術館
内容:「博物館の夜」(「ヨーロッパ博物館の夜2018」5月はヨーロッパの美術館で夜更かしをする!参照)イベントの一環で、この夜、LaM現代美術館を取り囲む公園内の彫刻や美術館のファサードがマッピングのスクリーンとなります。
Cité des Electriciens
6月2日(土)22時~23時半
場所:ブリュエ・ラ・ビュイシエール(Bruay-La-Buissière)、シテ・デ・エレクトリシアン(Cité des Électriciens)
内容:UNESCO世界遺産に登録されたサイトのひとつ。旧炭鉱夫の居住区であるシテ・デ・エレクトリシアンが舞台です。
地図:https://goo.gl/maps/C8nFJ16Ejok
サン・リキエ修道院
6月6日(金)~7月14日(土)23時
場所:サン・リキエ(Saint-Riquier)修道院(No.376奇跡の水が湧くサン・リキエ修道院を参照ください)
内容:毎晩、コンサートと組み合わせて修道院のファサードをヴィデオマッピングが照らします。
ヴェルブリー、アラモン城西側ファサード
7月11日(水)21時
場所:ヴェルブリー(Verberie)アラモン(Aramont)城
内容:Karol Beffaのコンサートの後半に組み込まれたマッピング。クラシックの名曲をボサノバ風、あるいはジャズ風にした音楽です。こちらは唯一有料のイベントです。チケット購入はこちらのサイトから。
地図:https://goo.gl/maps/NM2uuCjkXoq
シュテンヴォルド教会
7月20日(金)22時~0時
場所:シュテンヴォルド(Steenvoorde)教会
内容:フランス音楽祭とのコラボで、フランドルの町シュテンヴォルド教会の鐘楼がマッピングのスクリーンとなります。
地図:https://goo.gl/maps/2CAxjDtGYE82
アラスの鐘楼
9月1日21時~0時
場所:アラス(Arras)の鐘楼
内容:世界遺産でもあるアラスの鐘楼は、No.201フランス・アラスの鐘楼、フランス人の好きなモニュメント投票や、No.232なんと栄光の第一位!アラスの鐘楼で紹介したように、美しい英雄広場(Place des Héros)を前に建ちます。リールで開幕したヴィデオマッピングフェスティバルは、このアラスの鐘楼を舞台に閉幕します。
ヴェルブリーの催し以外はすべて見学無料です。夏の短夜をカラフルに染めるマッピング、ぜひお楽しみください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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