No.396フランスのミネラルウォーターの選び方
日本と同じく、フランスも、水道水が飲料水として利用可能な恵まれた国のひとつです。それでも、ミネラルウォーターの消費量が非常に多いことで知られています。
今でこそ、日本でもミネラルウォーターは珍しいものではなくなりましたが、種類はやはり、フランスほどは多くないように思います。いざ、フランスでミネラルウォーターを買おうとして、どれを選ぶべきか迷った方も多いのではないでしょうか。
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日本の水に近い味を求めるなら
一般的に、軟水に慣れ親しんでいる日本人に人気が高いのは、Volvic(ヴォルヴィック)、Evian(エヴィアン)などの水です。日本の水に近い味を選ぶなら、そのあたりが無難でしょう。
けれども、成分で選ぶなら、求めるものによって選択は変わってきます。雑誌 Avantages の記事を参考に、紹介しましょう。
便秘の時は
旅行、しかも時差のある海外旅行となると、悩まされやすいのが、消化器系の問題です。特に女性が陥りやすいのが、便秘問題。そういう時は、下剤にも使われる硫酸マグネシウムを多めに含んでいるHépar(エパール)がおすすめ。
肉体疲労を感じるとき
観光は時として体力勝負。スポーツをしたのと同じくらい疲れることも。特に暑い季節は、水分補給がかなめとなります。そういう時は、ミネラル成分の多いContrex(コントレックス)やCourmayeur(クールマイヤー)、またガス入りミネラルウォーターが良いようです。
ダイエット中は
旅行中は、外食続きになりますから、ダイエット中ということはないかもしれませんが、念のために書いておくと、ダイエット中最も不足しやすいのはマグネシウムとカルシウム。それらを補給するには、Contrex(コントレックス)、Rozana(ロザーナ)、St-Yorre(サン・ヨール)がおすすめだとか。
もちろん、Perrier(ペリエ)やSalvetat(サルヴェタ)、San Pellegrino(サン・ペルグリノ)、Badoit(バドワ)などのガス入りミネラルウォーターもカルシウムを多く含みます。
次にフランスでミネラルウォーターを買うときは、ぜひ参考にしてみてください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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