No.37冬の切実な問題:リールのトイレ案内、必携版!
さて、No.35でお知らせしたように、リールではマルシェ・ド・ノエルも始まり、寒い観光シーズンが幕を開けました。
寒くなると、普段よりお世話になることが多い、というか、訪れる機会がぐんと増えるのが、トイレです。アジアと比べて、ヨーロッパは公衆トイレの数が圧倒的に少ないので、観光にいらして苦労された経験のある方も多いのではないでしょうか。
ということで、今日は、リールの観光地近くにあるトイレの場所をご案内したいと思います。
リールの地図はこちら。拡大してご覧ください。文中の番号を赤で入れてあります。
(1)まず、フランス国鉄の駅(リール・フランドル駅とリール・ヨーロッパ駅)には、どちらも有料トイレがあります。値段は0.5ユーロ。
リール・ヨーロッパ駅
(2)また、両駅の間に位置するショッピングセンター、ユーラリルにも、有料トイレがあります。値段は0.4ユーロ。月曜-土曜:9:00-20:00。
ユーラリル
続いて町中に繰り出してみましょう。
地下鉄リウール駅を下りてすぐのリウール広場には、ツーリストインフォメーションの入っているリウール宮殿があります。この二階には無料で使えるお手洗いがあります。
(3)リウール宮殿:月曜―土曜:9:30-18:00、日曜:10:00-12:00と14:00-17:00
リウール宮殿
リウール宮殿すぐ横には、デパートのプランタンがあり、トイレは無料で使用できます。
(4)プランタン(39-45, rue Nationale)、月曜―土曜:9:30-20:00
商店街にも、デパートがあり、こちらも無料トイレがあります。
(5)ギャラリー・ラファイエット(31 rue de Bethune)、月曜―木曜:10:00-20:00、金曜―土曜:10:00-21:00。
商店街にはもう一つ、ショッピングセンターがあります。こちらも無料です。
(6)ショッピングセンター《レ・タナー》(80 rue de Paris):月曜―土曜:9:00-19:30。
観光客は入りにくいかもしれませんが、市庁舎内にも無料トイレがあります。
(7)リール市庁舎(Place Augustin-Laurent):月曜ー金曜:8:00-17:00
リール市庁舎
市庁舎近くには、他に二箇所ほど無料トイレがあります。
(8)ジャン・バティスト・ルバ公園(Boulevard Jean-Baptiste Lebas):月曜―日曜:8:00-21:30(冬季は20:30まで)
ジャン・バティスト・ルバ公園
(9)サン・サヴァー駅(Boulevard Jean-Baptiste Lebas):展示会のある時のみ。
サン・サヴァー駅
シタデル城塞の近くにも二箇所ほどあります。
(10)リール動物園内(月曜ー土曜:9:00-18:00)
(11)レプーサン公園内(14:00-18:30)
その他、レストランや、カフェ、博物館、美術館には、普通トイレが備わっていますので、観光および食事の際は、トイレもついでに使っておきましょう。また、大きなホテルですと、ロビーにトイレがある確率も高いですから、非常事態の時には、お願いして、使わせてもらいましょう。
日本と違って、地下鉄やトラムの駅にはトイレがありませんので、ご注意くださいね!
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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