司教都市アルビ セント・セシル大聖堂 La cathédrale Sainte-Cécile

公開日 : 2018年11月02日
最終更新 :

2010年にユネスコ登録されたアルビ司教都市。それ以来現在は観光客が2倍以上に増える勢いです。

奥行き114メートル、幅35メートル、高さ40メートル。13世紀から16世紀にかけてアルビ司教たちによって建造されレンガ造りの聖堂としてヨーロッパ最大の傑作。サント・セシル大聖堂はアルビ市から車で15分離れた場所からも見事に高さ78メートルの鐘楼の塔が景色の中から飛び出してみえてきます。

聖堂の圧倒的な大きさ、存在感、装飾の見事な緻密さ。一歩聖堂の中に入ると、世界最大といわれる圧倒的な"最後の審判"をを左手に見ることができます。聖堂入り口からほぼ正面にかつての信者たちが大聖堂に来た目的の"聖セシルの遺骨"が保管されて。教会に入るとほとんどの人たちがまっすぐ進む場所となっています。フランス最大のクラシックパイプオルガン。二つの宝庫室など、見所が豊富で、カトリック宗教歴史の悲劇、異端宗教と呼ばれる"カタリ派"を少し知ってから訪れると、ますます訪問が有意義になる場所だと思います。日本語で説明された小冊子が2ユーロで販売されているので、ぜひお求めになってください。

Place Sainte-Cecile, 81000 Albi

【交通手段】

最寄り空港 トゥールーズ空港 Toulouse Blagnac 空港より車で約1時間

トゥールーズ駅 Matabiau駅より アルビ駅まで約1時間15分 電車はおよそ1時間に1本間隔であります。

注意することは、現在(*2018年)鉄道工事のため便によってはバスで迂回することになります。その際は1時間45分ほどの乗車時間を強いられますので時刻表を確認してください。

アルビ駅からは徒歩約15分でアルビ大聖堂に到着します。

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厳密厳格な建築様式は細部にいたるまで徹底的です。美しいアーチ型の門を階段をあがりながらゆっくりと正面玄関へ。

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アーチ型天井のフレスコ画は1509年〜1512年、フランスで制作されたイタリア絵画として最大級といわれます。

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玄関をはいって左手に飾られる世界最大の"最後の審判"1474年〜1484年。

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大聖堂の周辺には、カフェが複数あり、大聖堂を見上げながらゆっくり鑑賞できる場所です。

筆者

フランス特派員

フランスパラディ

トゥールーズ在住18年。フランス政府公認添乗員ガイド。

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