ゴールデンウィーク 因幡のまつり
今年の春はあっという間に桜が終わってしまいましたが、
春祭りイベントは4月~5月にかけてあちこちで開催されます。
なかでも賀露港の周辺で行われる、「ホーエンヤまつり」、
若桜町で行われる若桜神社大祭は、いずれも今年が2年に一度の大祭に当たります。
どちらも他ではなかなか見られない面白い趣向のお祭りです。
鳥取県八頭郡若桜町/若桜神社大祭
2018年5月3日開催
獅子舞
麒麟獅子舞保存会のメンバーによる獅子舞で、祭前日から当日に各戸を廻る。
(麒麟獅子舞は因幡・但馬に伝わる独特の獅子舞)
奴の舞
中学生14人がぞうりを履き、両手にぞうりを持って
「ヨーヨイ、ヨーイトナ、ヨイトマカセ」と踊ります。
御幟
7人が鎧に烏帽子(えぼし)、背に幟を立てて、手に竹の杖をついて、
カネと太鼓に合わせて足を揃えてふみ進みます。
本面
赤い着物に笠を負い面をかぶった七人の本面が「ホホホー」とふざけ、祭の道化役として人気がある。
鳥取市賀露町/ホーエンヤまつり
2018年4月29日(日)開催
「ホーエンヤ」とは「奉曳(ほうえい)」の意味で、今から1250年ほど前、
遣唐使として唐に渡った吉備真備公が帰国途中に遭難して賀露沖の鳥ヶ島へ漂着したのを、
賀露の住民たちが船で賀露の浜までお連れしてお助けしたという故事に由来。
ニワカと呼ばれる化粧を施した男衆
地元の高校生による幟武者。賀露神社の祭礼は通過儀礼としての意味もあります。
台船の周囲を曳航する伝馬船。先頭の子どもは「ジャフリ」と呼ばれています。
因幡の祭りには麒麟獅子舞は欠かせません。
獅子に頭を噛んでもらうと、
子どもは賢くなり、大人は1年間無病息災だと昔から言い伝えられています。
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