カナダ式「バレンタインデー」の過ごし方

公開日 : 2018年02月14日
最終更新 :
筆者 : H@NA

こんにちは!今年の冬は、大雪や寒さが際立っていますが、皆様、体調を崩されたりしていませんか。私は風邪を引かないよう、重ね着をしたり温かいものを飲んだりして、体を冷やさないよう心がけています。寒い日はホットチョコレートもいいですね。ホットチョコレートを飲むと、体が温まるだけでなく、記憶力の向上や心臓病病の予防、また、ストレスや不安を解消したり、抗うつ効果もあるそうです。ただし、砂糖の入れ過ぎには注意しなくてはいけませんが...。

さて、チョコレートといえば、今日は「バレンタインデー」ですね。日本では、主に女性から男性にチョコレートやプレゼントを渡したり、友だち同士でチョコレートを交換し合ったりする日、という印象です。私もかつては「義理チョコ」や「本命チョコ」、「友チョコ」など、日本式バレンタインを楽しんだ一人です。

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ここカナダのバレンタインデーはどうかと言いますと、やはり「チョコレート」はバレンタインデーには欠かせないギフトとなっています。そのため、この時期はデパートやスーパー、ダララマ(カナダ式100円均一のお店で、商品は基本的には1ドル前後です)など、いろいろな場所でチョコレートが売られています。ただし、欧米では「男性から女性」へ贈り物を送るのが一般的です。また、カナダでは同性愛者の結婚も認められていますので、同性同士でバレンタインを祝うカップルも多いと思います。

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その他、定番のバレンタインデーの贈り物と言えば「バラの花」です。バレンタインデーには、写真のようなバラの花束が沢山売られていて、道行く男性の多くが赤いバラの花束を手に歩いているのをよく見かけます。日本人男性からすれば、「深紅のバラの花束を持って歩くのはちょっとハードルが高い」と思われるかもしれません。けれども、カナダ人はさも自然にバラを持って歩いています。

ここまで読まれた皆様は、「カナダ人はさぞロマンチックにバレンタインデーをお祝いするのでしょうね」と思われたかと思います。けれども、地元のニュース記事によると、カナダ人カップルの5人の内4人は「(チョコレートや花束などは)単なる企業のバレンタイン商戦に過ぎない」と思っているものの、4分の3は「とりあえず、バレンタインデーは祝う」そうです。また、既婚者や恋人のいる62%の人たちは、バレンタインは「お金と時間の無駄」と答えたそうです。意外と現実的というか、シビアな意見ですね。

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地元トロントのメディアでは、「今からでも間に合う、バレンタインデーに最適なプレゼント」として、メッセージカードを挙げていました。この日はいつも以上に愛情一杯の手料理を作り、パートナーへの日頃の感謝の気持ちをカードに綴って渡す。高級なレストランでの食事やブランド品のプレゼントも良いですが、高価な物でなくとも気持ちの伝え方はいろいろありますよね。いかがでしょうか。カナダ式の「自然体なバレンタインデー」の過ごし方も素敵だと思いませんか。そこに赤いバラの花が1輪あれば、特別なバレンタインデーに彩を添えること間違いなしですが。

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